激安青果店で聞いた夏野菜の選び方“レタスは軽くキャベツは重く”「トマトにはスターマーク」
夏野菜が出回る季節になり、スーパーなどでも野菜が買いやすい値段になってきました。札幌市を中心に6店舗展開している激安青果店「深澤青果本郷市場店」でおいしい野菜の見分け方を聞いてきましたよ。
まずは野菜価格の最新情報から。
春頃までは野菜の高値が続いていましたが、深澤青果の深澤栄治社長によると「いま北海道産が順調に出てきて、価格もだいぶ安くなっています」とのこと。
せっかく安いなら、おいしい野菜を選びたい!
青果店歴9年、ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格を持つ深澤青果の杉谷有香さんにおいしい野菜の見分け方を教えてもらいました。
まずは葉物野菜からご紹介。この日、キャベツは1玉105円(税込)と、以前よりも安くなっていました。
キャベツや白菜などの葉物野菜は、重く“ずっしり”したものがいのですが…。
「レタスは、軽いものがおいしいんです」と杉谷さん。
レタスは葉の巻きがゆるくて軽いものが、葉がやわらかくてサラダ向き。
また、芯は10円玉くらいのサイズで色の白いものが甘いのだそう。
続いてはトマト。もちろん色の赤いものがおいしいですが、それ以外の見分け方もあるんです。
「トマトはおしりからヘタに向かって、均等に筋が伸びているものがおいしいです。スターマークと言われています」と杉谷さん。
夏にピッタリな食べ方が「冷凍トマトのすりおろし」。そうめんやパスタにオススメなんですって。
そこで杉谷さんにすりおろしトマトを使った冷製パスタの作り方を教えてもらいました。
【トマトのすりおろし冷製パスタ】
1.パスタを、100円ショップなどで売っているレンチン容器に入れてゆで、冷やしておく
2.アボカド1個とトマト1個を角切りにする(トマトは皮が付いたままでOK)
3.オリーブオイル、塩、すりおろしニンニク、ツナ缶(オイルごと)を具材と混ぜソースにする
4.仕上げに、凍らせたトマトをすりおろし、ブラックペッパーを少々かければ完成
トマトのすりおろしが冷たくて、酸味もあっておいしい!
トマトは洗ってヘタを取り、ラップに包みおしりを上にして冷凍すると1か月くらいもつそうですよ。
夏野菜といえばキュウリ。おいしいキュウリの見分け方は。
表面のイボが痛いくらい鋭いものが新鮮で、太さが均一でくびれが無くかたいものを選ぶとよいのだそう。
続いてはナス。
「ヘタのトゲが鋭く、ハリのあるものが新鮮」と杉谷さん。
ナス料理といえば麻婆ナスや煮びたしのイメージがありますが、杉谷さんのオススメはレンチンであっという間にできる「ナスドッグ」。
1.ヘタを取り、ナスをタテに半分に切り込みを入れる
2.切った部分に大葉をはさみ、その上にしゃぶしゃぶ用やこま切れの豚肉を詰める
3.クッキングシートでキャンディーのように包み、耐熱皿にのせ、ふんわりラップをかけ電子レンジ600Wで6分ほど加熱する
4.焼き肉のタレ、ポン酢、めんつゆなどお好みの調味料をかけて完成
長ナスで作ると水分が多くて、火が通りやすいのでオススメだそうですよ。
今回紹介したおすすめのレシピは、深澤青果のInstagramにも掲載しています。
深澤青果 本郷市場店
住所:札幌市白石区本郷通4丁目
みんテレ6月24日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)