適切な救急要請を呼びかけ 東部病院が横断幕を設置
災害への備えや救急車の適切な利用を呼びかけるため、済生会横浜市東部病院(三角隆彦院長)がこのほど、同院近隣の下末吉歩道橋と尻手歩道橋に横断幕を設置した。
これは、同院が鶴見消防署や川崎市の幸消防署と約1年の検討を重ねて実現したもの。
医療・救急需要が今後も高まると予想される中で、適切に医療を提供し続けるためには地域全体の協力が不可欠として、住民らに協力を呼びかけるために設置を進めてきた。
また、同院では、病院の利用者や救急車両がより分かりやすくアクセスできるようにと、道路標識横に看板も設置した。
同院では「救える命を救うため、これからも地域で連携し、一人ひとりが災害時の備えと適切な救急要請を考えられるよう呼び掛けていきます」と話している。