ゲーム差「1」首位攻防戦はともに防御率1点台の巨人・山﨑伊織と広島・森下暢仁が先陣
前回対戦の雪辱期す山﨑伊織
セ・リーグ首位を走る広島と1ゲーム差で追う2位・巨人の首位攻防3連戦が20日から東京ドームで行われる。初戦の予告先発は巨人・山﨑伊織-広島・森下暢仁と発表された。
山﨑は今季ここまで18試合に先発して8勝4敗、リーグ6位の防御率1.869をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も14度記録するなど、安定感抜群のピッチングを見せている。
前回登板した12日の阪神戦(東京ドーム)では、6.2回121球を投げて2安打6奪三振無失点に抑え、7月16日以来約1カ月ぶりの勝利投手となった。そこから中7日で首位攻防戦の先陣を託された。
広島戦には今季2試合に登板して0勝1敗、防御率5.11。直近で対戦した8月6日の試合(東京ドーム)では、坂倉将吾と末包昇大に一発を浴びるなど、6回8安打5失点と打ち込まれた。今日はそのリベンジを期してマウンドに上がる。
巨人戦7連勝中の森下暢仁
一方、広島先発の森下は、ここまで16試合に先発して9勝4敗、リーグ2位の防御率1.74、QSは15度記録。前回登板した10日の阪神戦(京セラD大阪)でも、9回116球を投げて5安打7奪三振1失点の力投で、今季9勝目を完投で飾った。そこから中9日あけて今日の登板に臨む。
巨人戦は2021年10月10日から無傷の7連勝中で、今季も3試合に登板して3QS、1勝0敗、防御率2.79の成績。ただ、前回対戦した7月9日(マツダスタジアム)では岡本和真に3ランを浴び、6回3失点で降板しており、油断はできない。
チームはこのカード3連勝すれば、優勝へのマジックナンバーが点灯する。その大事な初戦を託された背番号18が”巨人キラー”ぶりを発揮し、幸先よく白星スタートを切ることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-中日・髙橋宏斗(横浜)
阪神・才木浩人-ヤクルト・吉村貢司郎(京セラD大阪)
【パ・リーグ】
楽天・早川隆久-ソフトバンク・L.モイネロ(楽天モバイル)
西武・髙橋光成-オリックス・田嶋大樹(前橋)
ロッテ・小島和哉-日本ハム・金村尚真(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部