制汗剤のキャップを口にはめて巨大唇になった5歳女児に「大爆笑」「無料のリップフィラー」の声(ブラジル)
ブラジルのサンパウロ州に住む女児(5)は先月、制汗剤のキャップを口にはめて遊んでいたところ、唇が大きく腫れてしまった。母親はパニックに陥る娘を見ながら、「これがトラウマになってはいけない」と笑いをこらえるのが大変だったそうで、当時の娘の姿をSNSに投稿したところ大きな反響があった。ブラジルのネットメディア『Crescer』などが伝えた。
「私の口はポロリと落ちてしまうの?」と不安がっていた女児 母親が投稿した動画はこちら
サンパウロ州フェルナンドポリス在住のタイナラ・ダバンゾ・カルネイロさん(Tainara Davanzo Carneiro)は先月初め、寝室のベッドの上で友人と電話で話していたところ、すぐそばで遊んでいた娘アンナ・リヴィアちゃん(Anna Lívia、5)が何かを必死に訴えていることに気づいた。
タイナラさんは、「娘は制汗剤のキャップで遊んでいたのですが、私は当初、娘が何をしようとしているのか分からなかったのです。そしてしばらくすると、娘が私に何かを訴えているのに気づき、よく見るとキャップが口元から外れなくなっていました。娘はキャップを口につけたまま、思い切り息を吸い込んだのでしょう。それで私がキャップを外したのですが、唇はその後、瞬く間に腫れ上がったのです」と、当時のことを振り返る。
タイナラさんはその後、可笑しくなって思わずカメラを回したそうで、動画には、アンナちゃんが鏡に映る自分の姿を見て悲鳴をあげ、大声で泣き叫ぶ様子が捉えられている。アンナちゃんの唇は通常の2倍以上はあると思われ、まるでアヒルのように突き出しており、タイナラさんは心配そうに鏡を見つめる娘を落ち着かせようとして話しかけた。
アンナちゃんはその後、腫れ上がった唇にタオルで巻いた氷を当てて様子をみていたが、興奮状態で「ママ、これはどうやったら治るの? 私の口はこのままポロリと落ちてしまうの?」などと質問している。
タイナラさんは、その時のことを「娘は『自分の唇は永遠に腫れたままなのでは』ととても不安そうで、私は夫に氷を持ってきてもらったのです」と語り、このように続けた。
「娘は唇が痛いわけでも、切れているわけでも、赤くなっていたわけでもなく、ただ腫れていたのです。それでその日はそのまま眠りにつき、翌朝になると随分腫れが引いていました。唇の腫れが完全に引くのに10時間ほどかかったと思います。」
その後、タイナラさんが当時の動画をSNSに投稿したところ、想像をはるかに超える反響があり、次のような感想が寄せられた。
「無料でリップフィラーに成功したね!」
「ごめんね。でも大笑いさせてもらったよ。」
「携帯電話で撮影なんかしていないで、子供をすぐに助けてあげて!」
「よくこんなに腫れたものだね!」
「口が落ちてしまうなんて! 子供の発想は面白いよね。」
「この子が大きくなったら、この動画を見て笑って泣くだろう。」
これらのコメントに対して、タイナラさんは次のように語った。
「実はあの時、私は笑いを抑えるのに必死で、お腹が痛くなったほどでした。動画へのコメントはネガティブなものもポジティブなものもありましたが、娘の唇の腫れは引き、今はとても元気なんですよ!」
なお、子供のいたずらと言えば、過去にはイギリスの1歳女児が脱毛クリームを頭に塗りつけて、母親を驚愕させた。女児の脱毛は、頭頂部にまで及んでいた。
画像は『Tainara Davanzo TikTok「Meninas é mais tranquila !」』『Crescer 「Menina de 5 anos assusta ao inchar lábios com desodorante: ‘Minha boca vai cair?’」(Foto: Arquivo pessoal)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)