犬を『幸せにさせることができる人』の特徴4選 幸福度を高めるために飼い主が心がけることとは？
犬を「幸せにさせることができる人」の特徴
犬を幸せにするためには、ただ可愛がるだけでは十分とは言えません。
それでは、愛犬を幸せにするためには、さらにどのようなことが求められるのでしょうか。
そこで今回は、「犬を幸せにさせることができる人」に共通する特徴について解説します。ぜひこの機会に、ご自身についても確認してみてくださいね。
1.愛情深く心が広い
犬には、飼い主の愛情が不可欠です。犬を家族の一員として大切にし、心の底から愛せる人が、犬を幸せにすることができるでしょう。飼い主の深い愛情を受けてこそ、犬は心身共に健やかに成長し、無条件の愛を返してくれます。
時には、犬が困った行動を取ることもあります。しかし、飼い主がそれを広い心で受け止め、愛情深く接することで、信頼関係が築かれていきます。
愛情深く、心が広い人は、犬に幸福感と安らぎを与え、共に幸せな時間を過ごすことができるでしょう。
2.責任感が強い
犬を飼ったら、食事や散歩だけでなく、健康管理、しつけ、お手入れなど、様々な世話が必要になります。責任感が強い人は、このような世話をおろそかにせず、しっかりと行います。
また、日頃から犬の様子をよく観察し、問題があればすぐに対応する姿勢も持っています。
しっかり責任を持って世話をすることで、犬は安心した日々を過ごすことができ、それが幸せへとつながります。
3.時間と心に余裕がある
犬との生活には、時間と心の余裕が求められます。毎日の散歩や遊び、お手入れなどに時間を割く余裕がないと、犬の心の安定や健康を保つことが難しくなります。
また、心に余裕がないと、犬とのコミュニケーションがうまくいかず、お互いにストレスを感じることが多くなるでしょう。
時間と心に余裕がある人は、犬とじっくりと向き合い、犬の気持ちに寄り添ってあげることができます。その結果、犬は心が満たされ、幸せに過ごすことができます。
4.根気強い
犬のしつけは、一朝一夕にできるものではありません。犬は賢い動物ですが、教えたことを一度で覚えるのは難しいため、飼い主が根気強く、諦めずに教え続けることが大切です。
例えば、「おすわり」というシンプルなコマンドを教えるにしても、犬が完全に理解して覚えるまでには繰り返しの練習が必要です。
飼い主が根を上げてしつけを諦めてしまうと、犬は正しい振る舞いや行動を身に付けられず、人間社会で幸せに暮らすことが難しくなります。
焦らずに犬のペースに合わせて、根気強くしつけに取り組める人が、犬の成長と幸福を促すことができるのです。
犬の幸福度を高めるために飼い主が心がけることは？
犬の幸福度は、飼い主の行動や接し方によって、高くも低くもなります。
では、犬の幸福度を高めるために、飼い主はどのようなことを心がけたらよいのでしょうか。
楽しい散歩や遊びをする
犬は体を動かすことによってエネルギーを発散し、ストレスを解消します。毎日の散歩や遊びは、犬の心身の健康を保つために欠かせません。
また、散歩や遊びは飼い主との大切なコミュニケーションの時間でもあり、犬はその時間を楽しみにしているでしょう。そして、飼い主が少し工夫するだけで、散歩や遊びがさらに楽しいものになります。
例えば、散歩の場合、いつものコースを逆回りにしてみたり、途中で少しだけ走ってみたりするとよいでしょう。遊びでは、引っ張りっこやボール遊びなどの体を動かす遊びだけでなく、おやつやおもちゃを隠して犬に探させる宝探しゲームというような嗅覚や頭を使う遊びもするのがおすすめです。
このような楽しい散歩や遊びは、犬の心を満たし、幸福度を高めます。
適切な食事を与える
栄養バランスの取れた適切な食事は、犬の健康を支える基盤です。そして、健康で元気に動き回れることは、犬にとって幸せなことです。そのため、適切な食事を与えることは、結果的に犬の幸福度を高めることにつながります。
ドッグフードは、犬の年齢や健康状態などに合ったものを選び、適量を与えることが大切です。与え過ぎは肥満を招くため、注意しましょう。
手作り食を与える場合は、栄養バランスが偏らないよう、獣医師のアドバイスを受けることをおすすめします。
また、人間の食事は犬には塩分や糖分、カロリーが高く、健康を害する恐れがあるため、与えるのは避けましょう。
コミュニケーションを大切にする
犬は何歳になっても飼い主とのコミュニケーションを求め、それが不足するとストレスや寂しさを感じます。
犬と言葉で直接コミュニケーションを取ることはできませんが、話しかけたり、アイコンタクトを取ったり、触れ合ったりすることが犬とのコミュニケーションになります。また、犬の仕草や表情などから気持ちを読み解くことも、大事なコミュニケーションです。
こうしたコミュニケーションを大切にすることで、犬は飼い主に安心感や信頼感を抱き、幸福度も高まります。
安全で快適な環境を整える
犬の幸福度を高めるためには、安全で快適な環境を整えることも大切です。室内の温度管理はもちろん、犬が安心して過ごせるスペースを確保することや、犬の身の回りを清潔に保つことが求められます。
また、床にコルクマットなどを敷いて滑りにくくしたり、犬が口にすると危険なものは片付けたりするなど、犬の目線に立って、安全で快適な環境づくりを心がけましょう。
積極的に褒める
犬は飼い主に褒められると喜び、幸せを感じます。そのため、積極的に褒めることを心がければ、犬の幸福感を高めることができるでしょう。
また、犬のよい行動をすぐに褒めることで、その行動を強化し、定着させることができます。褒める際は、笑顔で少し高めのトーンで褒め言葉をかけると、犬により伝わりやすくなります。
散歩や食事の準備中に静かに待てた、呼んだらすぐに来た、というような、日常のちょっとしたよい行動にも目を向けて、積極的に褒めましょう。「できて当たり前」と思いがちな行動こそ、しっかり褒めることで、犬の幸福度を高めることができます。
まとめ
今回は、犬を「幸せにさせることができる人」の特徴について解説しました。
あなたはいくつ当てはまりましたか。もし今現在、今回解説した全てが当てはまっていなくても大丈夫です。
今後これらの特徴に該当するように実践することで、愛犬はより健康で幸せに過ごせるようになり、あなたとの絆も深まるでしょう。