奈良・月ヶ瀬で2月9日に早春マラソン 節目の40回ゲストランナーも
奈良市月ヶ瀬地区で開かれる「梅まつり」のオープニングを飾る「月ヶ瀬梅渓早春マラソン大会」が、2月9日で40回目を迎える。節目の大会にはタレントの森脇健児さんがゲストランナーとして華を添える。小雨・小雪決行。
大会事務局によると、当初は住民の健康増進を目的に開かれていたが、「月ヶ瀬のことを知ってもらおう」と広く参加を呼び掛けるようになり、近年では近隣府県以外に関東、中国、四国方面にも常連ランナーがいるという。
種目は3キロ(小学生以上)、5キロ(中学生以上)、10キロ(高校生以上)。スタート地点から約600メートルは急な勾配が続くものの、5キロ、10キロは月ヶ瀬湖畔の平坦な道が中心。午前9時45分から月ヶ瀬公民館前で開会式があり、同10時30分から5分間隔で10キロ、5キロ、3キロの順にスタートする。
各種目の年代・性別ごとに上位を表彰し、野菜などの地元産品がもらえる特別賞を設定。参加者には「梅の郷月ヶ瀬温泉」の入浴割引券を渡し、ゴール後には豚汁や梅シロップが振る舞われる。
近年は梅の開花が早まり、大会当日に湖畔周辺で咲き始めていることもあるそうで、月ヶ瀬地域振興協議会の坂西偉樹会長(72)は「2025年は奈良市になって20年の節目でもある。ゲストの森脇さんとともに月ヶ瀬を走って楽しんでもらえたら」と思いを話した。
参加料は各種目とも3500円、高校生2000円、小学生1000円で、奈良市内在住の小中学生は無料。エントリーサイト「ランネット」(https://runnet.jp/)から申し込むか、郵便振替、月ヶ瀬行政センター(同市月ヶ瀬尾山)内の大会事務局へ。1月17日締め切り。
問い合わせは大会事務局(0743・92・0131=同センター内)まで。