今年も行列必至!神戸の台湾カフェ『里弄(リーロン)』で新作かき氷を味わいました 神戸市
神戸の台湾カフェ『里弄(リーロン)』(神戸市中央区)では、今年も夏限定のかき氷がスタート。注目の新作「鉄観音&ジャスミン」を味わってきました。
神戸ポートライナー「貿易センター駅」から徒歩1分の場所にある同店。かき氷の提供は、水・木・金曜が15時から19時、土曜は13時から19時、日曜は13時から18時の時間帯に限定して行われています。
この日も、提供開始の約30分前から店先にはオープンを心待ちにするお客さんが少しずつ列を作りはじめていました。最高で1時間程度の待ち時間が出ることもあるそうです。
事前予約は受け付けていないため、来店したらまず入口に置かれたボードに名前を記入して待ちます。メニューも用意されていて、スムーズな案内のために事前にオーダーも記入するスタイル。なお、大人は1人につきワンオーダー制となっています。
かき氷のラインアップには、定番人気の「マンゴー」や「いちご」のほか、「プリン&タピオカ」や「キンモクセイ」など、ちょっと珍しいフレーバーも。直径18センチの特大鍋で提供される「全部のせ」や、子ども向けの「ミニかき氷」もそろいます。
今回味わったのは、新登場の「鉄観音&ジャスミン」。左半分には「鉄観音(てっかんのん)」が、右半分には「ジャスミン」のシロップがたっぷりとかかり、ひとつでふたつの味わいが楽しい贅沢な一品です。
現地・台湾で見かけるようなアルミの器に盛られており、冷たさが長くキープされるのも魅力♪
台湾の代表的な烏龍茶「鉄観音」は、深いコクと芳醇な香りが特徴。シロップになってもその風味は健在で、独特の渋みが甘さに奥行きを与えています。
一方の「ジャスミン」は、やさしい甘みとフローラルな香りに癒されます。「鉄観音」の重厚なコクとは対照的に、軽やかで清涼感があり、夏にぴったりの風味でした。
手前には「仙草ゼリー」が添えられています。台湾などでは、暑い季節に体の熱を冷ます食材として親しまれており、デトックスやダイエット効果が期待されているそうです。
やや苦みが感じられますが、練乳がたっぷりかかっているので食べやすく、つるんとした独特の食感もユニーク♪
さらに、上にはピーナッツと黒胡麻の団子が2個ずつトッピングされています。もちもちとした歯ごたえと、濃厚な餡の風味がさっぱりとした氷にほどよいアクセントを加えてくれます。
最後は全体をかき混ぜて、鉄観音×ジャスミンの風味をひとつに。甘さが控えめなのでぺろりと完食できました。
今年からは、平日限定・中高生対象で、かき氷が500円引きになるサービスもスタート(終了時期未定)。「学校や部活終わりに気軽に立ち寄ってもらえたら」とのことです。
店内は、台湾のカフェを思わせるノスタルジックで落ち着いた空間。女性客だけでなく、最近では男性のおひとりさまやファミリー利用もじわじわと増えているようです。
自由に手に取って読める台湾関連の雑誌が並び、現地で仕入れた雑貨の販売も。ちょっとした旅気分が味わえますね。
なお、かき氷の提供は“暑い時期が終わるまで”を予定しているとのことです。
場所
里弄 (リーロン)
(神戸市中央区磯辺通4-1-8 ITCビル1F)
営業時間
かき氷の提供
水・木・金曜日 15:00~19:00
土曜日 13:00~19:00
日曜日 13:00~18:00
定休日
祝日
※月・火曜日はかき氷の提供はお休み
※臨時休業は公式Instagramにてお知らせ