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外国人旅行者の多い宿泊先トップ6は東京、大阪、京都、北海道、沖縄、福岡【観光庁調べ2024年】

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外国人旅行者の多い宿泊先トップ6は東京、大阪、京都、北海道、沖縄、福岡【観光庁調べ2024年】

コロナ禍明け後、インバウンドと呼ばれる外国人来訪客が急増しています。日本国内の宿泊施設においても、外国人宿泊者数の多さには目を見張るものがあります。観光庁の2024年における宿泊旅行統計調査結果をみていきましょう。

全国6位となる福岡県の2024年外国人延べ宿泊者数は約692万人

【2024年外国人延べ宿泊者数】
第1位:東京都5,720万120人、第2位:大阪府2,533万6,000人、第3位:京都府1,661万3,290人、第4位:北海道965万1,540人、第5位:沖縄県732万7,960人、第6位:福岡県691万6,340人……。
観光庁が2025年2月28日に発表した2024年の宿泊旅行統計調査(年間値:速報値)によると、福岡県の外国人延べ宿泊者数は、前年比37.3%増の691万6,340人となり、全国47都道府県において第6位にランクインした。
福岡県の外国人延べ宿泊者数は、コロナ禍以前の2019年比でも62.3%増と大幅な伸びを示している。

 

 

以下、九州各県の順位と外国人延べ宿泊者数は、下記の通りだ。
第17位:大分県149万6,990人
第18位:熊本県143万9,280人
第22位:長崎県60万1,400人
第23位:鹿児島県59万7,900人
第39位:佐賀県22万4,480人
第40位:宮崎県20万5,370人

なお、2024年の外国人延べ宿泊者数は、前年比38.9%増の1億6,360万8,990人であり、2019年比でも41.5%増だった。

 

出所:観光庁『宿泊旅行統計調査(2024年・年間値(速報値))』

 

 

福岡県の2024年延べ宿泊者数約2,316万人で第8位にランクイン

観光庁は同日、2024年の日本人宿泊者数と外国人宿泊者数をあわせた延べ宿泊者数(年間値:速報値)も発表している。
同発表によると、第1位は東京都の1億1,097万7,440人であり、第2位は大阪府の5,645万5,300人だった。
第3位以下は、北海道4,201万7,930人、京都府3,316万8,590人、沖縄県3,194万360人、千葉県2,803万8,600人、神奈川県2,530万190人と続き、2,316万2,710人だった福岡県は第8位となっている。

 

以下、九州各県の順位と延べ宿泊者数は、下記の通りだ。
第23位:大分県838万5,900人
第24位:鹿児島県803万2,490人
第25位:熊本県797万2,060人
第26位:長崎県743万1,870人
第39位:宮崎県358万6,270人
第47位:佐賀県229万1,450人

 

 

全体の延べ宿泊者数は、前年比5.3%増の6億5,028万5,390人であり、外国人延べ宿泊者数が大きくけん引する状況となっている。

宿泊旅行統計調査は毎月、調査施設である全国のホテル、旅館、簡易宿所、会社・団体の宿泊所などの全宿泊施設6万6,763施設を対象に調べている。

 

 

出所:観光庁『宿泊旅行統計調査(2024年・年間値(速報値))』

 

 

参照サイト

観光庁『宿泊旅行統計調査(2024年・年間値(速報値))』
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001867860.pdf

 

観光庁『宿泊旅行統計調査』
https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/shukuhakutokei.html

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