Yahoo! JAPAN

<自己中>どうしておばさんって性格悪いの?「30代だけどおばさんが嫌い!」という人の矛盾

ママスタセレクト

みなさんは「私っておばさんになったなあ」と思う瞬間がありますか? 体力の衰えや、肌質や髪質など体の変化でそう思うこともあれば、考え方や言葉遣いなどで思うこともあるのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「おばさんだけど『おばさん』が嫌い」というタイトルで30代のママからこんな投稿がありました。

『20代のときから思っていたのですが、おばさんってなぜあんなに自己中なのでしょうか?  やりたくない仕事を人に押し付けたり、1から10まで自分のやり方じゃないと嫌だったり、 自分たちも完璧じゃないのに群れてあからさまに人のことを嘲笑ったり、人の仕事の成果を「私がやりました」 と言ったり。人の悪口を一方的に聞かせてきて、その場を離れたらターゲットになったり、自分が言った悪口を「◯◯さんが言っていました」と言ったり(自分の評判を下げたくないから人を使う)。人間性がゴミな人が多い気がします。いじめられたこともあります。若い人のほうが素直で働きやすいです』

投稿者さんは今まで関わったことがある中年女性を総称して「おばさん」と括り、「おばさんが嫌い」と嫌悪感を露にしていました。特に仕事中における出来事が多いようです。性格の悪いおばさんにいじめられた経験もあるそうで、「おばさんはなぜあんなに自己中なの? 若い人のほうが素敵」と綴っていました。

どうしておばさんっていつもイライラして他人にも思いやりがないの?

『わかる。私も44歳のおばさんだけど40過ぎたら気が強くて意地悪なおばさんばかり。特に若い人に対してキツイし、何で思いやりや優しさがないのかわからない。「太った!」「お金がない!」が口癖だし』

『わかる。若い子のほうが素直。優しいおばさんもいるけど人に厳しく自分に甘いキツイおばさんが多い』

投稿者さんの「おばさんは性格が悪くて意地悪ばかり。若い子のほうが素直でいい」という考えに共感しているママたちがいました。特に40歳を過ぎると他人に対してキツイ言い方をしたり思いやりがなかったりするおばさんをよく見ると綴っていました。代謝が落ちて太るなど自分の容姿が変化したり子どもの教育費にお金がかかってくる年齢だったりすることから、ストレスを抱えがちなのでしょうか。

『特にアラフィフあたりってキツイ人が多い。たぶん更年期が原因かなと思っている』

『40代後半~50代はイライラピリピリしている。60代のおばちゃんだと陰険さはマシだな。クスッと笑えるような面白いことを言ったり経営陣に私たちの言えないようなことを代弁してくれたり穏やかな人が多い』

こうしたおばさんが優しくなかったり他人にキツく当たったりする理由を更年期障害の一部だと予想するママもいました。女性ホルモンの影響で冷えや発汗など身体的な苦痛があるだけでなく、気分の落ち込みやイライラなども起こることがある更年期障害。そのストレスによって余裕がなくなってしまうという中年期の女性は多いのかもしれませんね。更年期障害は誰にでも起こりますし、本人もどうしようもない症状で簡単に改善しないからこそ、周囲も理解して接してあげるのが一番かもしれません。

自衛のために「おばさん」に擬態しているママも

『私はここまで酷くないけどあなたが嫌がる「おばさん」になってきているかな。環境と自分のせいだと思う。私はただのパート主婦だけど、ある程度ズケズケ行かないとやっていけないから「おばさん」に擬態してるうちに「おばさん」になってきたって感じ。自分がそこから抜け出す実力も気力もなくてもそこで生きていくにはこうするしかないと思っている』

一方で「私もそういうおばさんになってきてるかも」と自覚しているママからのコメントもありました。そのママによると職場で自分の意見をしっかり主張したり「私は気が強いんだ」というところを見せたりしないと他人にいいように使われたり都合よく思われたりするんだとか。長年の人生経験で培った自衛術として「性格の悪いおばさんになりきっている」という意見には納得する部分もありますよね。特に若い頃に控えめで大人しかったがために嫌な思いをしてきたママほど、こうした「おばさん」に擬態するということはあり得るかもしれません。

若い子は気を遣ってくれるから働きやすいだけだよ!

『幼稚園児でも意地悪な女子いるでしょ? 小学生で仲間はずれにしてきたり中学生でいじめをしたり。彼女らが30代になっただけ。おばさんだから悪くなったわけじゃないよ』

『おばさんによる。おじさんにもよるし、若い人にもよる。年代差もあるかもしれないけど個人差。あとあなたがいる環境は大きい』

『そういう方ばかりではないし、自分がそうならないようにするしかないですね』

『若い子と一緒のほうが働きやすいのは若い子がおばさんだと思って気を遣ってくれているから。私たちだって若いときはそうだったよね?』

投稿者さんが考える「嫌いなおばさん」は、おばさんの年齢になったからそういう性格になったのではなく、もともとそういう人なのでは? という意見もありました。幼稚園や小学校、中学校でも性格の悪い意地悪な女の子はいますし、そういう女の子が大人になっただけでは? という意見がありました。

女性という性別に限らず、男性でも自分には甘いのに他人に厳しく、自分勝手だったり相手や周囲に配慮がなかったりする人は一定数います。年齢も性別も関係なく、その人個人の問題というコメントも寄せられていました。

そもそも投稿者さんが「おばさんが嫌い」と感じるのは、職場でおばさんが多く、彼女たちの言動が気になるからではないでしょうか。自分の身の回りの事例だけを切り取って「おばさんは全員意地悪で若い子のほうがいい」と捉えるのは、視野が狭いかもしれませんね。

また若い子のほうが素直で一緒に働きやすいと感じている様子でしたが、この件については「若い子は年上に気を遣っているだけ」という意見も。投稿者さんは周囲のおばさんを見て「おばさんが嫌い」と感じている様子ですが、そこには更年期障害の影響や自衛のためなどさまざまな要因が隠れているかもしれません。しかしそうした他人の事情を慮ることなく、自分勝手な判断で物事を断定してしまうのは、まさに投稿者さんの言う「嫌いなおばさん」の言動そのものではないでしょうか。


【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 小澤征悦×中村アン主演『こんばんは、朝山家です。』子育て「あるある」に共感!自閉症の子どもと家族のリアルな日常【LITALICO制作協力】

    LITALICO発達ナビ
  2. かわいいだけじゃないムーミン展。トーベの創作の源泉に迫る ― 「トーベとムーミン展」(レポート)

    アイエム[インターネットミュージアム]
  3. 【キハチ カフェ】旬の白桃を大満喫できる「ピーチスイーツフェア」開催中。アフタヌーンティーや限定パフェなどスイーツたっぷり♡

    東京バーゲンマニア
  4. アカニシガイで衣服を染める? 古代の権力者を動かした染料<貝紫>とは

    サカナト
  5. 西日本総合展示場本館で「トミカ博」開催 550台のトミカが並ぶ記念展示も?【北九州市小倉北区】

    北九州ノコト
  6. 「わざわざ」と伝えるときの英語表現 –––– go to the trouble to や bother to などのニュアンスをネイティブが解説 【ラジオビジネス英語】

    NHK出版デジタルマガジン
  7. スーパーで〝ワケあり天使〟が売られてた 翼が折れてしまったの?妄想膨らむPOPに「話聞こうか...?」

    Jタウンネット
  8. 夏の納会、どうする? 幹事の “苦労あるある”と負担を軽くするコツ

    コクハク
  9. 「丸顔でかわいい」はOK?NG? 相手を不快にさせる“外見いじり”7つの要注意ワード

    コクハク
  10. 横で見ていた猫がドン引き…ペットカメラに映っていた『母の奇行』が1839万再生「全てが100点満点すぎるww」「フォームが綺麗で爆笑」

    ねこちゃんホンポ