【雪の京都】早朝の雪景色☆人気観光スポットをぶらり☆南禅寺~蹴上インクライン
汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡三連休中は寒波の影響で、ところどころ雪景色を呈した京都。そこで今回は洛東エリアの人気観光スポット、南禅寺から蹴上インクラインの雪景色の様子を撮影してきました(2月23日撮影)。
深々と冷え込んだ早朝の『南禅寺』
左京区にある臨済宗南禅寺派の総本山寺院『南禅寺』。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。この時は朝6時すぎごろで観光客もほとんどいない時間帯。そして、日の出前の様子。
お寺のシンボル的存在で京都三大門の一つにも数えられる三門は、歌舞伎狂言での大盗賊・石川五右衛門の放った名セリフ「絶景かな絶景かな~」でもおなじみ。
東山の一部が日の出で明るくなりつつ参道を照らし始め、雪化粧を時折キラキラと輝かせていました。水墨画のような風景でもあり。
それから1時間後にして、ようやく境内も総天然カラー色。絶妙なうっすら感の降雪。
本坊左手にある唐破風の大玄関。特別な行事の時にのみ使用される場所で進入禁止の参道ですが、石畳と目地部分、さらにその両側に、質感の違う雪の白が絵画のような風景に。
さらに、うっすら轍を残す法堂南側の道路。
明治時代の歴史的建造物で、琵琶湖疏水分線のレンガ造り水路橋『水路閣』。南禅寺境内の中でも撮影スポットとして人気の場所ですが、こちらはいつもどおりの雰囲気でした(笑)
三門に向かう参道。両側にはモミジの木。さらに三門周辺にはソメイヨシノの木があり、桜の開花も徐々に期待される時期に入りましたが、もちろんつぼみの膨らみはまだまだの様子でした。
桜シーズンは観光客そぞろ歩きの人気スポット『蹴上インクライン』
明治24年(1891年)に琵琶湖疏水の一部として建設され、昭和23年(1948年)まで使用されていた歴史的な傾斜鉄道『蹴上インクライン』。全長約582メートルあり、当時の世界最長インクラインと伝わっています。春には多くに観光客が線路上を歩きながら桜を鑑賞する人気スポットで、彼方には京都市内一望風景も。見晴らしのいい時であれば、五山送り火の船形も見えます。
俯瞰風景。両側には桜・ソメイヨシノの木があります。橋の欄干にもうっすら雪。
その線路上に琵琶湖疏水で使用されていた運輸船『三十石船』の復元。
三十石船は明治から昭和にかけて、琵琶湖疏水を通じて物資の運搬、特に米や薪炭、醤油、酒などを運ぶために使用。船ごと台車に載せて坂を昇降させる仕組みになっていて、三十石船はここと蹴上船溜の2か所に復元された台車が設置され展示中。
この日は太陽が上ってもしばらく氷点下-1℃の厳しい寒さでしたが、それも今週あたりから春めく予報で、こんな雪の京都も今シーズンのラストになりそうです。