トンネルを抜けたらそこは〝アジサイの花園〟 神々しい風景に6.7万人感動
「紫陽花に守られている祠.」――そんな呟きと共に投稿された写真が、X上で話題になっている。
Xユーザーのみた(@mita3_)さんが2025年5月17日に紹介したのは、なんとも珍しい池の風景。水面を覆い尽くす、青・紫・緑など色とりどりのアジサイが、まるで天然の絨毯のよう。
中央には小さな祠がひっそりと佇み、静寂の中で幻想的な雰囲気を醸し出している。
この絨毯にもてなされた先には、はたしてどのような世界が広がっているのかと、想像が膨らむ光景だ。
投稿者・みたさんは、24年6月13日に初めて訪れた福岡県篠栗町の「南蔵院」でこの光景に出会ったという。
小さなトンネルを抜けた瞬間、この絶景が目の前に広がったのだそう。
「祠を守るように紫陽花が池に隙間が見えないくらいたくさん浮いていて、ちょうど上から太陽光が差していたので神々しい!!って感動したのを覚えています」(みたさん)
この写真に、Xユーザーからは6万7000件を超えるいいねのほか、
「大きく贅沢な花手水ですね」 「スゴー! こんな空間があるんですねー!!」 「見ているだけで涼しい気分になれます」
といった声が寄せられている。
南蔵院は篠栗四国霊場の総本寺で、第1番札所。高野山真言宗の別格本山でもある。ブロンズ製では世界最大級の「釈迦涅槃像」があることでも知られている。
なお、24年に公式サイトに投稿された「アジサイの池」についてのお知らせによると、この取り組みは参拝者に楽しんでもらうために行っているもの。
三脚や自撮り棒などの使用や、長時間に及ぶ撮影など参拝者の通行の妨げになる行為や、華美な服装や寺院での写真撮影にふさわしくないと同院が判断する姿・格好での撮影は禁じられている。
参拝の際には公式サイト上の注意事項を参照してほしい。(ライター:Met)
南蔵院
〒811-2405 福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035 JR福北ゆたか線(篠栗線)城戸南蔵院前駅下車 徒歩3分(博多駅から快速で20分) 公式サイト:https://nanzoin.net/