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豪華3名のメンターも登場!「Fukuoka Flower Show Pre-Event」花と緑に満ちた5日間

フクリパ

豪華3名のメンターも登場!「Fukuoka Flower Show Pre-Event」花と緑に満ちた5日間

いよいよ3月23日(日)~27日(木)に、福岡市動植物園にて「Fukuoka Flower Show Pre-Event」が開催されます!このイベントは2026年春の開催を目指す、花をテーマとした国際イベント「Fukuoka Flower Show」のプレ大会として開催。植物園全体が花で埋め尽くされ、ステージやキッチンカーなども出店するなど華々しい5日間となります。こちらの記事では、イベントの内容や豪華な3名のガーデンメンターたち、見どころなどをご紹介します。

■2026年春の開催を目指す『Fukuoka Flower Show 2026』については、こちらの記事でご紹介しています。

 

世界最高峰のガーデニング大会を参考に2026年春、『Fukuoka Flower Show 2026』の開催に向けてチャレンジ | フクリパ

https://fukuoka-leapup.jp/city/202407.34167

 

 

 

2つのエリアに広がる多彩な花の世界

開催場所は、福岡市植物園一帯。園内は一般エリアと特別エリアに分かれ、来場者が花や庭づくりの魅力を体感できる空間が一面に広がります。一般エリアの飲食・物販スペースでは花の苗や切り花、ガーデニング用品を扱うお店など16店舗が集合!特別陶器市、コンポスト体験ブース、キッチンカー、カフェなども楽しめます。一方特別エリアでは、国内外の著名なガーデナーにアドバイスを受けて制作するガーデンコンテスト、直径12mのシンボルガーデン展示や、福岡の食を代表するレストランや福岡のライフスタイルショップが出店。園内のどこを歩いても、花や緑に囲まれながら、花や食を存分に楽しめます。

 

 

・一般エリア…動植物園入園料で入場可能なエリア

・特別エリア…動植物園入園料のほかに、入場チケットが必要なエリア

※最終日は会場装飾の花などを販売

 

■チケット料金・購入方法についてはこちら

https://fukuokaflowershowpre-event2025.com/content_all#ticket

 

 

 

ガーデン業界トップの豪華なメンター陣!ガーデンコンテストも開催

イベントを盛り上げるのは、国内外の著名なガーデナー3名のメンターたち。ガーデンデザインの世界で数々の実績を持ち、その技術と知識を次世代のガーデナーに伝える、まさに業界のトップランナーです。

 

イベントを盛り上げるメンター3名

吉谷桂子

国内各地の庭園設計に携わるガーデンデザイナー。7年間の英国在住経験があり、英国のガーデン文化に対する造詣も深い。植物の色彩や質感を活かした独自のガーデニングスタイルに関する著書も多数。

 

 

天野麻里絵

愛知県豊田市にある「ガーデニングミュージアム花遊庭」のヘッドガーデナー。イングリッシュガーデンから和庭まで、28のテーマガーデンの植栽・メンテナンスを担当。NHK「趣味の園芸」の人気講師で、テレビや雑誌等でも活躍中。

 

 

LEON KLUGE(リオン・クルーガ)

南アフリカを拠点に活動するガーデンデザイナー。力強く、独創的なデザインが特徴で、チェルシーフラワーショー(CFS)をはじめとする国際的なフラワーショーでの受賞歴も多い。2024年のCFSではグレートパビリオン展示にて、ゴールドメダル、最優秀展示賞、ニューデザイン賞の3つを受賞。

 

 

特別エリアでは、メンターそれぞれから、技術的なアドバイスを受けながら制作した3作品を展示。一般公募の中から厳正な審査を経て選ばれた3名が、「Flower Power」をテーマに、ガーデン(10m×6m)を制作しています。実際に足を踏み入れて鑑賞ができ、花と緑の魅力を存分に感じられる空間が広がります。さらに夜にはライトアップも!

 

また、この3作品からグランプリを選ぶ「人材育成型のガーデンコンテスト」も実施。どの作品が選ばれるのか、想像しながら鑑賞するのも楽しみの一つです。

 

3作品に込められた思い

コンテストのテーマは「Flower Power」。今回選ばれた3作品それぞれに込められた思いを伺いました。

 

 

作品 01「はなみはなみち HANAMI HANAMICHI」

作庭者:feb-garden(代表 藤井 宏海)

メンター:リオン・クルーガ

 

 

―ガーデンへの想いと、メンターから受けたアドバイスをおしえてください

 

作庭者:feb-garden(代表 藤井 宏海)

 

ガーデンを訪れた人たちが花に癒されて元気をもらい、晴れやかな気持ちになれるガーデンを目指しました。「ガーデニングショーなのだから、一般に出まわっていない珍しい植物を入れると、お庭がさらに面白くなる」とのアドバイスをいただき、植栽一つで、他とは違うおもしろい空間や雰囲気づくりができると勉強になりました。また「ユニークでソフトな空間を心がけてください」という言葉も印象的でした。お庭を歩き進めるごとに、花や植物の表情を楽しめ、癒されるお庭となっています。

 

 

―藤井さんのガーデンの印象と、見どころをおしえてください

 

 

メンター:LEON KLUGE リオン・クルーガ

 

彼女から感じたのは、熱意と植物に重きを置いたデザインでした。ショーガーデンは、観客の想像力を掻き立てることが不可欠。それらのテクニックと、ショーガーデンならではの植物の配置方法を伝えました。この庭は、桜の木が漂うように咲く上層と、異なる植物を繊細に組み合わせた、下層の二重のレイヤーで構成されています。またリラックスした雰囲気を演出するため、通常は一緒に使われることのない植物を繊細に組み合わせているのも見どころのひとつ。小さなディテールにこだわった、素晴らしいガーデンをお楽しみください!

 

 

※イメージ。実際の作品はぜひ会場でご覧ください。

 

【 作 品 紹 介 】

イギリスのまちを歩いた時に、所々に素敵な花と緑の空間があり、そこで多くの皆さんがゆったりとくつろぐ風景がとても印象的でした。そこからヒントを得て、日本のお花見のように、花と緑に癒される空間を仕上げました。庭を巡るはなみちでは、花たちの力(声援)を感じられ、樹林を抜けた先の休憩スペースでは、ゆったりとした花見時間で癒される空間の構成にしています。

 

 

 

作品02「はじまりの庭-Feel the breath of the plants」

作庭者:石井 康子 & 英理子(代表:石井 康子)

メンター:吉谷 桂子

 

―ガーデンへの想いと、メンターから受けたアドバイスをおしえてください

 

作庭者:石井 康子 & 英理子(代表:石井 康子)

 

イベントのテーマである「フラワーパワー」を表現するため、”オールドオリーブ”と”新芽”のふたつをモチーフにイメージを広げました。100歳、200歳を超えるようなオールドオリーブと、生まれたての新芽という両者のコントラストが特徴です。メンターの古谷さんからは、ショーガーデンに対する考え方や魅せ方、具体的な植物の選び方、そして何度も経験されているからこそわかる細かな留意点など、多方面で学ぶことがありました。重要なのは、構造をしっかりと組み立てること。そのため模型作成にも挑戦しました。ガーデンの中にはキラキラと輝く黄金色の新芽や、さわって香りを楽しむ植物もあります。エネルギーや生命力がつながるような植物の息吹きを感じてください!

 

 

 

―石井さんのガーデンの印象と、見どころをおしえてください

 

メンター:吉谷桂子

 

石井さん親子と一緒に、植物をディスプレイするだけでなく、実際に庭を作るときと同じように、植物の生態環境を十分に考慮し、丁寧に植栽計画をするスキルを、全神経集中で共に分かち合いました。象徴的な生命力を感じ、癒しのパワーをたっぷりと含んだガーデンは、立体絵画、あるいは大編成の植物オーケストラによる交響曲のような世界を目指しました。

 

 

※イメージ。実際の作品はぜひ会場でご覧ください。

 

【 作 品 紹 介 】

植物の息吹を感じられるガーデンを目指しました。生命力や力強さの象徴として、オールドオリーブをシンボルツリーとし、スパイラルを囲むように配置されたオブジェには、黄金の新芽が生えています。また花壇左奥には新芽の美しいハクロニシキ、中央右寄りにはバプティシア・アルバの力強い新芽があります。ガーデン全体に、春に美しい花を咲かせる植物を中心とした宿根草を多く使っています。より自然でありながらも、持続可能なこれからのガーデンを意識してデザインしました。

 

 

 

作品 03「グリーンフィンガー green fingers」

作庭者:One Flower FUKUOKA(代表:木村 愛)

メンター:天野 麻里絵

 

 

―ガーデンへの想いと、メンターから受けたアドバイスをおしえてください

 

作庭者:One Flower FUKUOKA(代表:木村 愛)

 

色の美しさを生かす配色や、五感を刺激する没入感のある空間を意識しました。色相環をベースとした各エリアのテーマカラーと、全体をつなげるベージュの花の美しいグラデーション、色とりどりの花を引き立てる白いパーゴラなど、ガーデンの中に入って、花や木の色、香り、水の流れる音を感じていただきたいです。メンターの天野さんのアドバイスを受け、大きなガーデンを作るためには、計画的に行うスキルや、情報・イメージ・伝えたいことを相手にわかりやすく共有するスキルが必要だと感じ、とても貴重な経験になりました。久留米、愛知、宮崎、小豆島など、各地から集めた植物が共生した、非日常空間をぜひお楽しみください。

 

 

―木村さんのガーデンの印象と、見どころをおしえてください

 

メンター:天野麻里絵

「花の力をこのガーデンから受け取ってほしい」という木村さんの言葉をもとに、花の魅力を最大限に生かせる空間構成や植物選びを大切にしました。色相環を活かした配色や、内外で反対色を使うことで、ガーデンに入ったときの印象の変化も楽しめます。シンプルな構造物と植物の重なりが景色を引き締め、庭の骨格となる効果も意識しているので、歩きながら移り変わる景色を楽しみ、植物の魅力を存分に感じてもらえたらうれしいです。

 

 

※イメージ。実際の作品はぜひ会場でご覧ください。

 

【 作 品 紹 介 】

花の持つたくさんの力をこの花壇から受け取ってもらいたい。そんな想いを込めてデザインをしました。以前、バラ園として皆さんに愛されていたこの場所に、今度はバラだけでなく、お互いを引き立て更に美しく共存するよう、宿根草を中心とした花々や樹木と組み合わせ、植物が創り出す色のグラデーションを楽しめるように工夫しています。香りが生み出す癒しを感じたり、水の作り出す心地よい音を聞き、清々しい空気に触れたり…訪れる方たちの癒しの場となる事を願って制作しました。

 

 

 

創造的なガーデンデザインが楽しめる特別エリア

このイベントを機に、福岡市植物園の新たなシンボルとなる“シンボルガーデン”が登場します。季節ごとに変化する植栽デザインになっていて、イベント開催時にはステージとして活用されます。今回のイベントでは、一人一花アンバサダーでもあり、庭園デザイナーの石原 和幸氏と、CFS2024で受賞経験のあるトム・バニスター氏、そして地元ガーデナー等との共創により、季節の花をふんだんに使用した特別バージョンで装飾。今後福岡市植物園の新しいランドマークとして注目です。

 

写真左:石原和幸氏/右:トム・バニスター

 

ほかにも、CFSの植物の品種コンテスト「Plants of the Year」で、2023年に最優秀賞を受賞し、キービジュアルのモチーフにもなっている「アガパンサス・ブラックジャック」を日本初公開!ここでしか見られない貴重な品種を鑑賞できます。

 

 

そして「趣味の園芸」コラボ企画として、ベランダガーデンモデルを展示。政令市の中でも共同住宅率がトップクラスである福岡市の特徴を活かし、共同住宅のベランダで楽しめる様々なモデルガーデンを提案します。限られたスペースでも、工夫次第で豊かな緑や花々を取り入れられるアイデアが満載です!

 

 

 

日替わりで楽しむ!5日間のスペシャルプログラムステージ

イベント開催の5日間は、多彩なステージを日替わりで開催!世界的に活躍する石原和幸氏のトークショーをはじめ、アートやデザインの分野で注目されるクリエイターたちによるトークセッション、園芸の専門家が指導するワークショップなど、幅広い企画が目白押し。また、花をテーマにしたアートワークショップ、ガーデンコンテストのメンターによるレクチャー、人気種苗会社や園芸店が開催する特別セッション、プロのカメラマンによる撮影講座など、学びの機会も充実。さらには音楽ライブも!ガーデン初心者から愛好家まで、誰もが楽しめるその日だけの特別ステージが用意されています。

 

■「詳しいプログラムはこちら」

https://fukuokaflowershowpre-event2025.com/content_all

 

 

 

キーワードは「花柄」「ピンク」。おしゃれをして「FFS photo collection」に参加しよう!

毎年ロンドンで開催されている世界最高峰の花の国際イベント・チェルシーフラワーショー(CFS)では、ドレスコードはないものの、着飾った多くの来場者がその場の素敵な雰囲気を一緒に創り出しています。

このCFSを参考としているFFS(Fukuoka Flower Show Pre-Event)でも、花・緑関係や園芸分野のコンテンツはもちろん、アート、音楽、環境など様々な分野のコンテンツが一堂に会する場を目指し、花柄やピンクのアイテムを身につけた多くの方に楽しんでいただきたいという思いから、FFS photo collectionという企画も展開されます。

 

開催期間中、花柄やピンク色のアイテムを身につけて会場を訪れると、プロのカメラマンが写真撮影。写真は一人一花Instagram(@hitori_hitohana)でFFSフォトコレクションとして紹介されます。フォトコレクションの1枚になっていいよというみなさんにはお花のプレゼントもあるのだとか♪(1日先着100名様限定)

 

 「一人一花」というテーマの日(3/26)には、お揃いの園芸スタイルで来場して、日常とは違う花あふれる体験をするといった楽しみ方もおすすめです。

 

■「詳しくはこちら」

https://hitori-hitohana.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/1646

 

 

2026年3月本開催へ向けて、期待が高まるFukuoka Flower Show

2018年に「一人一花運動」を開始以降、花や緑を通じて人のつながりや心を豊かにし、まちの魅力や価値を高める活動に力を入れている福岡市。今回のイベントは、2026年春の開催を目指している「Fukuoka Flower Show」に向けてのプレ大会という位置づけではあるものの、本番を彷彿とさせる、豪華で特別な空間を体感できる貴重な機会となります。園内は大変広く、屋外のため、歩きやすい靴、日傘や帽子、雨具などがあると安心です。また園内はベビーカーでの移動もOK。この春、花と緑の魅力を存分に感じながら、素敵な時間をお過ごしください!

 

 

■「一人一花運動」ってどんな取り組み?

 

★5分でわかる!★福岡市が推進している「一人一花」って結局どんな取り組みなのかを解説します! 

https://fukuoka-leapup.jp/city/202011.154

 

 

 

<プレイベントに関する問い合わせ先>

Fukuoka Flower Show Pre-Event 運営事務局

(日本コンベンションサービス株式会社 九州支社内)

TEL 092-712-6331(平日9:30~17:30)

Email:ffs-pre2025@convention.co.jp

 

 

 

FFSメンバーシップ登録企業が、FFS開催を支援!

「Fukuoka Flower Show」を盛り上げるために、福岡市内の様々な企業がFFSメンバーシップに登録。一人一花運動からはじまったこの活動を応援しています。えんホールディングスグループでも、FFS成功に向けて協力するとともに、福岡市を花と緑いっぱいのまちにするため「366 Flower days Project」を実行。一年中花の咲くマンションを目指し「エンクレスト」全棟を花で彩り、花のまち・福岡のまちづくりに貢献しています。

 

 

 

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