上越市の山中でヘリから生コン820kg落下 キューピットバレイスキー場リフト建設工事現場
新潟県上越市によると、2024年10月10日午後3時20分頃、同市安塚区の山中で、飛行中のヘリコプターがつり下げていた生コンクリート820kgが落下した。生コンはスキー場の「キューピットバレイ」(同区須川)の第2リフト建設工事の資材として運搬していたもので、ヘリの乗員3人や現場作業員にけがはなかった。
ヘリはリフト建設工事業者から運搬作業を委託された新日本ヘリコプター(東京都)が運航。上空約150mを飛行中に、何らかの理由でバケットの蓋が開いて搭載していた生コンが落下し、山中に飛散した。
国交省は重大インシデントに認定した。今後、運輸安全委員会が詳しい原因調査を行う。
同スキー場の第2リフト建設工事は2023年10月に着工し、2025年11月に完了予定。