(株)ソディック 池田さんが「アマ横綱」 大の里以来の2覇覇
大手工作機械メーカー・株式会社ソディック(本社・仲町台)の相撲部に所属する池田俊さん(23)が、12月1日に両国国技館で行われた「第73回全日本相撲選手権大会(天皇杯)」で優勝、アマチュア横綱の称号を獲得した。
石川県出身の池田さんは、「地震や豪雨で大きな被害を受けた故郷の皆さんに、自分の活躍で元気や勇気を届けたいと思い、稽古に取り組んできた。1年の集大成の天皇杯で優勝でき、周囲の皆さんにお礼を伝えたい」とコメントした。
記録づくめ
大会は社会人、大学、高校の強豪選手がトーナメントで日本一を争うアマチュア最高峰の大会。
池田さんは大学4年で挑んだ昨年も優勝しており2連覇を達成。連覇は2021・22年に現大関の大の里が記録して以来、史上10人目。社会人選手の優勝は6年ぶりとなる。また決勝戦はモンゴル出身で、今年の学生横綱のトワードルジ・プフチョローンさんと2年連続の対戦となったが、同じ相手同士の決勝戦は大会史上初めてだった。