ボルクバレット北九州 ホーム最終戦を勝利で飾れず(2025年1月5日)
【ボルクバレット北九州 0-6 名古屋オーシャンズ(2025年1月5日 北九州市立総合体育館】
1月5日(日)に北九州市立総合体育館で、ボルクバレット北九州の今シーズンホーム最終戦、名古屋オーシャンズとの試合が行われました。
プロフットサルリーグ・Fリーグの最上位カテゴリ「ディビジョン1」に所属するボルクバレット北九州。今シーズンここまでの成績は、4勝11敗5分で12チーム中11位。波に乗り切れないシーズンでした。
この日、北九州市立総合体育館には800人以上のファン・サポーターが集結。チームは負けられない一戦に臨みました。
しかし、試合は名古屋オーシャンズが優位に進めます。名古屋オーシャンズは日本代表選手を多く抱えるリーグ2位の強豪で、ボルクバレット北九州は前半から守備に追われる展開となります。ゴールキーパーの川上翼が再三の好セーブを見せましたが、11分と18分に得点を許し、0-2で前半を終えます。
後半も試合は名古屋オーシャンズのペースで進みます。ボルクバレット北九州はパワープレイを仕掛けて攻撃を試みますが、名古屋の堅いディフェンスを崩すことができません。逆に、名古屋オーシャンズの清水和也に後半だけで4点を奪われ、試合は0-6で終了。ホーム最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。
今シーズンホーム最終戦ということで、キャプテンの安嶋健至選手より挨拶が行われました。
【キャプテン・安嶋健至選手の挨拶】
「年始で忙しい中、800人以上の観客の皆さんにお越しいただき、本当にありがとうございます。11月負けなしできていて、今日も名古屋に勝つために強い気持ちで臨みましたが、力及ばず敗戦となり、皆さんに勝利を届けられなかったことを申し訳なく思います。
今シーズンの序盤は苦しい時期が続き、応援に来ていただいている皆さんに、悲しい思いや悔しい思いをさせてしまいました。自分たちもうまく試合を運べずに大敗することが多く、本当に苦しい時期を過ごしてきました。しかし、若手や中堅、ベテランがそれぞれの役割を果たし、チームのまとまりが見え始めました。1月下旬(24日~26日)に北九州で行われるファイナルシーズンでは必ず勝ちます。ぜひ会場に足を運んでください。
観客の皆さんから『次頑張ってね』『楽しかったよ』と言われることが何より励みになっています。ボルクバレット北九州に7年間所属していますが、愛されるクラブになってきました。残りのシーズン、最後まで応援よろしくお願いします」
また、今シーズン限りで退任する中嶋孝行監督も挨拶を行いました。
【中嶋孝行監督の挨拶】
「年始のお忙しい中、たくさんの方々が集まってくださり、本当にありがとうございます。このチームで過ごしてきた3年間を振り返ると、うまくいかなかったことの方が多かったと思います。これまで、選手を含めて試行錯誤しながら、少しでもピッチの中で『ボルクらしさ』をいかに出せるか、というテーマを掲げてきました。今日もそういう瞬間はありましたが、残念ながらなかった時間もあって、結果的に敗れてしまいました。
私は『動的平衡』という言葉が好きで、いろんなところで使っています。この会場は17年前とあまり変わらないんですが、僕の立ち位置はスタンドからピッチの中へと変わりました。僕の体の細胞も入れ替わっていますし、いろんなことがどんどん変化していっています。九州に住んでいる人間として、このクラブが飛躍していってほしいと思いますし、九州のフットサルを引っ張っていくクラブであってほしいと思います。と同時に子どもたちにフットサルってういいなと思ってもらえるようなプレーを続けていきながら、Fリーグの発展に向け頑張ってほしいと思います。
私はまたフットサルファンとして、スタンドから応援したいと思います。3年間本当にありがとうございました」
ボルクバレット北九州 https://www.borkbulletkitakyushu.com/