中山秀征、約30年ぶり著書発売の理由を語る。「託してもらった言葉を皆さんにも」
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、9月4日の放送にタレントの中山秀征が登場。およそ40年の付き合いがある大竹と昔を懐かしみ、久しぶりに発売した著書や今月行われるライブについても語った。
大竹まこと「ヒデちゃんは長い間、番組をいろいろやって。しかも本はヒデちゃんらしいタイトル。『いばらない生き方―テレビタレントの仕事術―』というね。いつ出したの?」
中山秀征「今年5月に出した本です。『週刊新潮』で1年連載したものをまとめさせてもらって。プラスアルファ、ビジネス本ではないですけど自分の経験したこと、日常でも使えるような(ことを書いています)」
大竹「本を出すのが30年ぶりとかって書いていなかった? それにビックリして。ヒデちゃんだったらもっとコンスタントにこういうことしているんじゃないかと思ったら。そういう話もあっただろうに、いかずに、というのもヒデちゃんらしいなと」
中山「口幅ったかったんですよ。節目節目でそういう(本の)話はあったんです。でも普通のことしかしていないから、皆さんに言うことなんかないですよ、とお断りをしていた」
大竹「ああ、そう!」
中山「ところがだんだん、年数を重ねて。僕らに指導してくれたというか、上岡龍太郎さんもそう、志村けんさんもそう。いろんな方がお亡くなりになってしまったじゃないですか。僕らに託してくれた、教えてくれた言葉がいっぱいある。自分だけのものにしておくのはもったいないな、と思って。皆さんにお伝えすると、日常の中で張りが出たり救われたり。そんなことも書かせていただいた感じですかね」
大竹「その上に今回はライブを?」
中山「毎年やっている昭和歌謡のライブなんです。『カラオケまねきねこpresents HIDE LIVE2024 TOO MUCH NIGHT今夜も最高!』(9月15日開催)。“今夜は”ではなく“今夜も”なんです。ポスターも当時のタモリさんみたいな。“TOO MUCH”ということで、やりすぎちゃおうと。50歳から始めて今年で57なんですけど、ゲストがミッツ・マングローブ、昭和歌謡をしていますね。それからジョニー志村、タモリさんのモノマネをしています」
大竹「あ~、はいはい!」
中山「JP、松本人志さんや最近は僕のモノマネもしています。とにかくうまい。ペレ草田はCOMPLEX、BO Ø WYの布袋寅泰さんのモノマネで。じつは私、第2の吉川晃司としてこの世界に入ったので……」
大竹「知らない……」
中山「知らない方が多いので今回、発表しようかなと。17歳で『歌向いていないからお笑いやれ』と言われてコンビに(笑)。COMPLEXを組もうということで、ついに吉川晃司になってしまおうと。この辺はショーパブっぽいノリで。で、AKB48を卒業したばかりの柏木由紀ちゃん。アイドルとして80年代衣装をまとって歌ってくれます。最後はなんと、五木ひろしさん」
水谷加奈「ホンモノ?」
中山「この流れだとニセモノだと思うでしょう。ホンモノです(笑)」