猫が『一緒に寝たい』と思う人に共通する特徴4選 添い寝してもらうためにできることはある?
1.嫌いなニオイがしない人
猫は非常に嗅覚が敏感な動物です。人間が気づかないようなニオイにも反応します。
とくに、香水、柔軟剤、タバコなどは「嫌なニオイ」として避ける傾向があるようです。洗濯の際に香りの強い柔軟剤を使用している場合は、パジャマや寝具のニオイを不快に感じて避けられてしまう可能性があるでしょう。一緒に寝たいなら、香りの強い柔軟剤は避けるのがベストです。
また、寝室で強い香りのする芳香剤やアロマを使用することも猫に嫌がられる場合があります。芳香剤やアロマの成分によっては、猫の健康に悪影響を及ぼす恐れもあるため、使用は控えましょう。
2.そばにいて安心できる人
猫は警戒心が強い動物です。そのため、誰とでも一緒に寝るわけではなく「この人なら大丈夫」と信頼している相手を選びます。日頃から優しく接してくれる人、急な動きや大きな音を出さない人には自然と安心感を抱くものです。
また、気分屋な猫に合わせて距離を取る人や、無理に構ったりしない人も好かれやすい傾向があります。
猫にとって「安心できる人」こそ、添い寝の相手として選ばれる最大のポイントです。
3.寝相のいい人
猫は寝ている間に頻繁に動く人や、寝返りが激しい人とは一緒に寝たがりません。
というのも、寝相の悪い人と一緒に寝ていると、寝返りを打つたびに目が覚めたり、うっかり踏みつぶされてしまったりなどのリスクがあるためです。場合によっては、安心してゆっくりと眠ることができないせいで、睡眠不足になってしまうかもしれません。
一方、猫にとって寝相のいい人は「安全な寝床の一部」として認識されやすく、気持ちよく眠ることができます。
そのため、猫は寝相の悪い人との添い寝を避ける傾向があるようです。
4.いびきをかかない人
猫は聴覚が優れており、物音に敏感なため、大きないびきはストレスの原因になります。とくに、静かな夜に響き渡るいびきは、猫にとっては「安心できない音」「眠りを妨げる音」として不快に感じられるようです。
いびきが気になる人は、仰向けではなく横向きで寝るなど、少しでも音を軽減する工夫をしてみるのもよいかもしれません。
また、いびきと同様に突然大きな声で寝言を話し出す人も、添い寝の相手としては、残念ながら失格のようです。
愛猫に一緒に寝たいと思ってもらうためには?
猫と一緒に寝たいと思ったら、まずは猫に「この人のそばは落ち着く」と思ってもらうことが大切です。日頃からスキンシップを重ねたり、猫がリラックスしているときにはそっと隣に座るなどして「安心できる存在」だと伝えましょう。
また、猫が好む柔らかなブランケットを用意し、寝床周辺を心地よい空間に整えるのも効果的です。
洗濯の際には香りの強い洗剤や柔軟剤を避けるようにします。おすすめは無香料のものです。
一方で、無理に抱っこしたり、ベッドに連れて行ったりするのは逆効果です。あくまでも、猫のペースを尊重しましょう。
まとめ
猫が添い寝したくなる相手には、共通して「静かで安心できる」「ニオイがきつくない」「一緒にいてリラックスできる」といった特徴があります。これは、寝ているときは無防備になるため、本能的に安全な場所を選ぶためです。
猫に添い寝のお相手に選んでもらうためには、日頃からの関わり方や信頼の深さなども重要になります。ポイントは無理に構わず、猫が安心できる空間と関係をじっくり築いていくことです。