「さすが名古屋」な金ぴかホテル、爆誕 〝インバウンド狙い〟の評も...「ただの張り切った名古屋人です」
名古屋城のすぐ近くに、外観も内装もド派手な建物が爆誕した。
お城をニュイーンと横に引き伸ばしたような、インパクト抜群なビジュアルのホテルである。
その名も、「エスパシオ ナゴヤキャッスル」。
ラグジュアリーホテルブランド「エスパシオ」を運営する興和(本社:愛知県名古屋市)が2025年10月1日に開業した。
このホテルが今、X上で話題になっている。
話題のきっかけはそのユニークな外観についてのポストだった。その後、エスパシオ ナゴヤキャッスルのゴージャスな内装について「インバウンド狙い」と評するユーザーも現れた。
ホテルの中はどうなっているのかというと......。
金!ぴか!ゴージャス!絢爛!豪華!
このホテルには、8つのレストランに、20メートルの室内プールやサウナ、温浴設備やスパなどがある。そのどれもが豪華絢爛だ。
エレベーターで4階に上がると辿り着くメインロビーには、正面に黄金の松の木がそびえ立ち、窓からは池泉庭園と名古屋城天守閣が見えるようになっている。
壁も天井も、金ぴかである。
地下2階のスパ施設も、エントランスロビーから煌びやか。ぼんやりと灯るモロッコランプの光が、エキゾチックな雰囲気を醸し出している。
そしてやっぱり、金ぴかだ。
宿泊者を迎える「鳳凰階段」も、金ぴか。
レストランも、金ぴか。
箔工芸作家・唐紙師・組子職人・染色作家・漆芸作家・鍛金彫刻家の6人の伝統工芸アーティストがそれぞれ一部屋ずつ手掛けたという特別室「アートコレクション」も、金ぴか。
「エスパシオ ナゴヤキャッスル」、かなりいろんなところが金ぴかで、ゴージャスなのだ。
「名古屋人受けしか狙ってない」
でも、これが「インバウンド受け狙い」かと言われると......? X上には、こう考える人たちが続出している。
「あのすみません、これはただの張り切った名古屋人です」 「めっちゃ名古屋じゃん」 「名古屋は初めてですか。まぁ、力を抜いて日本の文化を享受してほしいですね」 「名古屋城周辺ってこういう個性的な建築がたくさんだから地元民としては別に浮いてないが」 「名古屋はね、派手なんだよ。全てが。それがいいって価値観なのよ」 「これは日本人受けもインバウンド受けも狙ってなくて、名古屋人受けしか狙ってない気がします」 「名古屋人ですが、1月予約してます」
「エスパシオ ナゴヤキャッスル」のような派手でゴージャスな雰囲気は〝いつもの名古屋〟だというのだ。
......たしかに、愛知県庁も、名古屋市役所も、お城風の屋根が付いている。
そして、ホテルと県庁舎・市役所の間にある名古屋城のシンボルは「金のしゃちほこ」だ。
言われてみれば、この「エスパシオ ナゴヤキャッスル」というホテルは、〝名古屋らしさ〟全開のホテルなのかも。