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角野隼斗、ニューアルバム『CHOPIN ORBIT』が発売決定&2026年全国ツアーを発表

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角野隼斗:「CHOPIN ORBIT」ジャケット写真

ピアニスト 角野隼斗のニューアルバム『CHOPIN ORBIT』が2026年1月21日(水)にリリースされることが決定。合わせて2026年2月~3月にかけて全国ツアーを行うことが発表となった。

ニューヨークを拠点に世界の舞台でクラシック音楽のソリストとして活躍する一方、ポピュラーやジャズ等の横断的な音楽活動でも人気を博しているピアニスト 角野隼斗。ニューアルバム『CHOPIN ORBIT』は、角野にとって最も重要な作曲家の一人、フレデリック・ショパン(1810-1849)を中心においた作品となっている。2021年の第18回ショパン国際コンクールでのセンセーショナルな演奏で国際的な注目を集めた角野は『CHOPIN ORBIT』のコンセプトを次のように語っている。

「ショパンの音楽とは近づいたり離れたりしながらも、私の音楽人生の軸であり続けました。ショパンの作品を解釈するうちに彼の音楽的語法や美意識が身体に染み込み、自然と自分の作品にも反映されるようになりました。一度真正面からショパンに向き合い、そのインスピレーションを源にアルバムを作ってみてはどうか――そうして生まれたのが “CHOPIN ORBIT” です。ショパンへの敬意として、私の作品は参照元の原曲と必ずペアで収録しています。参照のレベルはメロディの引用、音形の引用からより抽象的なものまで様々ですが、いずれもショパンの感性を受け継ぎながら自分自身の現代的な創造性と交差させることを目指しています。さらに自作だけでなく、アデスやゴドフスキーなど、関連作品も収めました」


角野隼斗全国ツアー2026 ”Chopin Orbit” supported by ロート製薬ツアービジュアル

タイトルの『CHOPIN ORBIT』はこの考えを反映して、ショパンの音楽を中心に据え、そこからさまざまな反応や分岐が起こり、ショパンの重力に引かれて、独自の新しい軌道を形成するイメージでつけられているという。

角野の作曲した新曲は、インスピレーションを与えたショパンの曲と1対を成しアルバムに収録され、ショパンの作品と角野の反応が交互に紹介されていく。また、角野の新曲以外にも、トーマス・アデス(1971-)、レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)、レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928)など、角野が尊敬する作曲家とショパンをペアにして収録し、ショパンの音楽への共振が時代を超えてどのように拡大し続けるかが示され、 リスナーが新旧2つの世界の間を自由に渉猟し、進化し続ける音楽空間に浸ることを目指した作品となっている。

アルバムのレコーディングはベルリンで行われ、今回角野はグランドピアノ、アップライトピアノ(ビンテージモデルを含む)、チェレスタなど、ピアノを中心に多彩な鍵盤楽器を使用している。リリース決定と合わせて、本日先行配信シングル「ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57」が公開されている。

また、ニューアルバムの発売を記念して、2026年2月からは横浜みなとみらいホールを皮切りに、『角野隼斗 全国ツアー2026 ”Chopin Orbit” supported by ロート製薬』を開催。10月13日(月祝)よりFC先行(有料会員)開始。一般発売は12月13日(土)予定。

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