ごっそり溜まった家電の「フィルター」汚れをスッキリ洗う掃除術「ピカピカになった」「埃の放置NG」
お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級）のaidogです。エアコンや空気清浄機、浴室換気扇のフィルター、気がついたらいつ掃除したか覚えていますか？ 忙しい毎日で、つい後回しにしてしまうこともありますよね。でも、フィルターが汚れたままだと、家電の効率が落ちたり、電気代が上がる原因になってしまいます。掃除機でホコリを吸い取っても、なんだかスッキリしない。今回は、そんな頑固汚れがついたフィルターを手間なくピカピカにする方法をご紹介します。長く放置してしまった汚れも、この方法ならスッキリ落とせますよ。
頑固汚れもスッキリ！「オキシクリーン」の力でラクラク掃除
フィルター掃除におすすめなのが、「オキシクリーン」です。この洗浄剤は、頑固な汚れを分解してくれる頼もしいアイテム。エアコン、空気清浄機、浴室換気扇など、さまざまなフィルター掃除に最適です。
お湯に溶かすと発生する酸素の泡が、フィルターにこびりついたしつこい汚れを浮かせて落としてくれます。さらに、つけ置きだけで汚れがスッキリ取れるので、手間いらずでキレイに仕上がりますよ。
オキシクリーンを使ったフィルター洗浄法
お手入れに使うもの
・オキシクリーン
・洗面台ボウル（または、フィルターが入るバケツ）
・掃除用ゴム手袋
・掃除機
・古歯ブラシ
手順⒈ホコリを事前に落とす
フィルターを取り外します。ホコリがびっしりついています。
まずは、大きな埃を掃除機で取り除きましょう。
手順⒉オキシクリーン溶液を作る
次に、洗面ボウルに50度のお湯を溜め、オキシクリーンを溶かして洗浄液を作ります。オキシクリーンの目安は水4Lに対してオキシクリーン1杯（付属スプーン）です。しっかり溶かすことで、洗浄力がアップします。この泡が汚れを浮かせる鍵になります。
手順⒊フィルターをつけ置き
作ったオキシクリーン溶液にフィルターを浸し、そのまま30分から1時間ほど放置します。溶液に触れる際は、肌を守るために必ずゴム手袋を着用してください。
つけ置きしている間に汚れが浮き上がってきます。
手順⒋濯いで乾かす
つけ置き時間が終わったら、フィルターを水ですすぎ、洗剤や汚れをしっかり落とします。汚れが残っている場合、古い歯ブラシを使って軽くこすると落ちますよ。
最後に、風通しの良い場所で陰干ししてください。直射日光を避けることでフィルターを傷めずに乾燥させることができます。
フィルター掃除で快適な暮らしを
ひどく汚れていたフィルターも、オキシクリーンのおかげでホコリはもちろん、しつこいベタつき汚れまでスッキリと落とすことができました。
フィルター掃除は、家電の性能を維持し、室内の空気環境を整えるために欠かせないお手入れです。簡単な方法で放置していた頑固な汚れもキレイに落とせるので、掃除後は家電の効率がアップし、部屋の空気も一段と清々しく感じられるはずです。ぜひ今日から、フィルター掃除を始めてみませんか？
aidog／ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト１級取得・時短家事スペシャリスト