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【出雲駅伝直前】大東文化大・真名子圭監督「ベストの6名で組めた」 ~レース前日取材

文化放送

――区間登録を終えて、手応えはいかがでしょうか。
「正直なところ、使いたい選手が他にも7番目、8番目、9番目、10番目くらいまでいたので、今誰を使ってもチームのベストメンバーで挑める状態です。そういう意味では、その中のベストの6名で組めたんじゃないかなと思っています」

――それだけ夏はいい合宿になったんですね。
「夏は私もびっくりするくらい、昨年をはるかに超える量と質の練習ができました。故障者が出なかったっていうのが、チームの雰囲気がより良くなった要因になっていると思います」

――すべてはお正月の箱根駅伝でシード権を取ったところからというところですよね。チームとしてはこのあたりいかがでしょう。
「シード権が獲れたこと……ある意味劇的なシード権獲得ができましたので、それが今のチームの起爆剤になっているんじゃないかなと思います」

――その中でこの区間配置。1年生非常に多くなりましたけどもいかがですか(現時点で3年のエントリー)。
「学年でどうのこうのは考えていなくてですね、本当に今勢いのある選手を選んだ中で1年生が3人入ってきたというのが事実です。彼らが3年生、4年生になったときにさらに上を目指せるように、いい経験を積んでもらいたいなと思っています」

――上級生に関しては?
「いろいろと苦労してきて、コロナだとか三大駅伝出られない時代を頑張ってきた4年生が最初で最後の出雲駅伝に挑めるっていうものは、他の大学さんにはない、私も感極まるものがあってですね。最初で最後の出雲駅伝を、悔いのないように全力で戦ってもらいたいです」

――今年の全体のチーム力は?
「特段なエースはうちはいないんですけども、本当にまとまった、総合力で言うと他大学にも引けを取らないような力は付いていると思いますので、全員駅伝で5位を目指して戦っていきたいと思っています」

――レース運びの理想は?
「短い距離の駅伝ですから、1区、2区の出遅れが必ず最終順位に影響してくるので、とにかく1区、2区で勢いに乗って、そして3区の(キプロップ・)エヴァンス(1年)で、良かったらなお勢いをつけて、悪かったら取り戻して。そして5区、6区の今調子のいい中澤(真大、1年)と西川(千青、4年)でしっかりと目標達成に向けていきたいと思います」

――1区入濵(輝大、3年)選手については?
「絶好調です。夏合宿もすべてパーフェクト、8割の力でパーフェクトにできていたので、かなり力は付いていると思います」

――アンカー西川(千青、4年)選手はいかがですか。
「4年生として、エースとして最後に懸ける想いが強いですから、もちろん練習もできていますし、彼が最後にチームのみんなの気持ちを汲んでフィニッシュしてくれると思います」

――三大駅伝という意味でのこの出雲駅伝、いかがでしょうか。
「9年ぶりの出雲駅伝、三大駅伝へのチャレンジになりますので、過去の優勝はありますけれども、そういうのは一切取っ払ってですね、みんな出雲駅伝を知らないからこそ、思い切ったレースをしたいなと思っています」

――チームとしての目標は?
「チーム全体として、年度初めに5位という目標を立てていますので、5位をしっかり獲得して、次の駅伝に繋げていきたいと思います」

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