【京都映画】東映撮影所舞台に異例の全国公開大ヒット作『侍タイムスリッパー』聖地巡礼☆
汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は現在公開中の地元京都を舞台にした映画、異例の大ヒット作品『侍タイムスリッパー』のロケ地を聖地巡礼。
異例の大ヒット話題作映画『侍タイムスリッパー』聖地巡礼☆
中京区、JR二条駅前。ここに複合商業施設『BiVi二条』があります。この日は久々に話題の映画作品を観賞しようとやってきました。映画館『TOHOシネマズ 二条』は館内4階にあります。
現在、施設はリニューアル工事中ということで、映画館は平常どおり営業されていますが、それ以外の階の書店や飲食店などは休業中。今春にはリニューアルオープン予定とのこと。
そんなことで、この日はウェンズデー割引日でしたが、比較的空いている館内。
今後公開予定の話題作も目白押しの様子。
そんな中、今回のお目当ての映画作品がこちら『侍タイムスリッパー』。当初、自主制作の単館映画でしたが口コミで話題となり、昨年の9月中旬以降全国公開になったロングラン作品。しかも、東映京都撮影所や京都を舞台とし、地元京都人なら観ておきたい作品。とはいえ、私もこの作品を知ったのは「日経MJヒット商品番付」で『侍タイムスリッパー』が敢闘賞を受賞してのこと。
ストーリーは、幕末の侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として第二の人生を歩む姿を描いたコメディ映画。というわけで、その中心的ロケ地は東映京都撮影所(太秦映画村)。
さらに、斬られ役といえば、関西人ならすぐこの方の顔を思い浮かべるのではないでしょうか?2021年にお亡くなりになられ、半世紀にわたり太秦で斬られ役を演じた名脇役・福本清三さん。当時、地元新聞でもその訃報が大きく取り上げられました。
福本清三さんは当初、殺陣師関本役としてこの映画にキャスティングされていたそうですが、脚本完成前に亡くなられたため、そのお弟子さん・峰蘭太郎さんがその役を引き継ぎ撮影。映画のエンドロールにも福本さんの名がクレジットされ、本作品にとっても影響力大な人物。
地元民であれば、ふいにロケ中の撮影現場に偶然出くわすこともあり、それは時代劇映画が特に盛んに公開されていた時代であれば、日常茶飯事といってもいいほどだったと想像できます。
ちなみに、こちらは三条会商店街近くにある武信稲荷神社で偶然見かけた撮影風景。
本作品の中でも、京都の至る所がロケ地になっており、その聖地巡礼にいくつかのスポットをご紹介。ただし、その詳細はネタバレになるため控えるとして。
三条会商店街
まずは中京区西ノ京にある、京都最大のアーケード市場『三条会商店街』。創立100年を超える老舗商店街で、多くの名物イベント会場にもなる地元密着型の人気スポット。映画の中では、現代と過去が交錯するシーンがここで撮影されました。
広沢池
右京区北嵯峨にあり、日本三沢の一つでもある『広沢池』。古来より数々の歌や俳句にも登場するスポット。時代劇撮影では特によく利用されるスポットで、本作品では竹藪でのシーンが撮影されました。
大覚寺
右京区嵯峨にある真言宗大覚寺派大本山、嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりのお寺『大覚寺』。時代劇ロケ地のド定番。本作品では、幕末の京都を再現するために使用されました。
この他にも、地元民にはお馴染みのスポットが登場します。
映画の内容としては、時代劇のアナログ感や関西ならではのセリフ回しの感じが久々に見るとどこか懐かしさもありながら新鮮で、かなり楽しめる作品。現在も絶賛上映中の映画館、まだあります。ぜひ、この機会をお見逃しなく!