絵本「手ぶくろを買いに」でおなじみの愛らしい作品 姫路文学館 特別展「画業50年のあゆみ 黒井健絵本原画展」姫路市
姫路文学館(姫路市)で7月6日から9月1日まで特別展「画業50年のあゆみ 黒井健絵本原画展」が開催されます。
日本を代表する絵本画家・黒井健さんの画業50周年を記念した巡回展になります。
黒井さんは25歳で独立し、『あめってあめ』で絵本画家としてデビュー。新美南吉の『ごんぎつね』が転機となり、『手ぶくろを買いに』や『猫の事務所』など300冊以上の絵本や児童文学の挿画を手がけました。
会場では、イラストレーター時代に手がけた貴重なカット作品から『うまれてきてくれてありがとう』や『まっくろ』などの新作絵本、そして『ミシシッピ』という自ら文章を書いた画文集まで、約200点の原画を通じて多彩な画業の全貌を紹介。
担当者は「作品の真意を丹念に見つめて描き出された原画、観る者の心をやさしく包み込むその繊細で情感豊かな描写をじっくりとご鑑賞ください」とコメントしています。
<記者のひとこと>
黒井健さんが描く「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」の絵を見たことがある方は多いのではないでしょうか?物語の素晴らしさを引き立てる、柔らかく美しいタッチの絵をじっくり見ることが出来る原画展。夏休み期間中に、お子さんと楽しむのも良いですね♪
会期
2024年7月6日(土)〜9月1日(日)
場所
姫路文学館 北館
(姫路市山野井町84)
時間
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般 800円、大学・高校生 460円、中学・小学生 220円、未就学児無料
※常設展示も観覧可
休館日
月曜日(ただし、7月15日(月・祝日)、8月12日(月・休日)は開館。)、7月16日(火)