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札幌ゆかりの映画人・塩田時敏監督がサツゲキへ凱旋!短編映画『りりかの星』、舞台挨拶付きで限定上映も

SASARU

札幌出身の映画評論家・塩田時敏が初めてメガホンを取った短編映画『りりかの星』が、監督にとって特別な場所・サツゲキで上映決定!
上映は2025年8月1日(金)からの1週間限定。しかも、8月1日(金)、2日(土)、6日(水)には塩田監督とゲストによる舞台挨拶も予定されています。映画をきっかけに人生を歩み始めた“原点の地”での上映に、監督も感慨ひとしお。映画ファンはもちろん、札幌で映画を愛するすべての人に届けたい作品です。

短編映画『りりかの星』のストーリー

(C)ぴんくりんくフイルム プロダクションGOZU2023

看護学校を目指していた18歳の娘・萌が、ある日突然「ストリッパーになりたい」と言い出したことで揺れ動く父・泰造との親子の物語。
被災地で踊るストリッパー・小室りりかの姿に心を打たれ、人生の方向を変えた萌。そして彼女を理解しようとする父親が、やがて自らの内面と向き合っていく——。

本作は無声映画という独特のスタイルで描かれており、セリフがないからこそ映像と演技が心に響く作品です。
主演の萌を演じるのは、実際にストリップ劇場でも活躍するセクシー女優・水戸かな。父親・泰造を演じるのは映画監督としても著名な廣木隆一。さらに、三池崇史監督も出演しています。撮影は黒沢清監督作品などで知られる芦澤明子が担当。
エロスとタナトスがせめぎ合う幻想的な世界観が、28分という短編ながら濃密に詰め込まれています。

塩田時敏監督のプロフィール

1956年1月1日札幌出身。白夜書房の編集者から映画評論家へ。在職中よりZOOM-UP映画祭を引継ぎ、90年にはゆうばり国際ファンタスティック映画祭の立ち上げより参加。その一方、塚本晋也、廣木隆一、三池崇史、ギャスパー・ノエ他の作品に出演。
著書に「こんなに楽しい世界のファンタスティック映画祭」「韓国映画この容赦なき人生」等。『りりかの星』で監督デビュー。
2022年までゆうばり国際ファンタスティック映画祭のプログラミングディレクターを務め、映画監督、俳優、映画評論家、映画ライター、映画関係者の人脈は幅広く、深い。

イベント概要

(C)ぴんくりんくフイルム プロダクションGOZU2023

【上映期間】
2025年8月1日(金)〜8月7日(木)

【会場】
サツゲキ
〒060-0062 札幌市中央区南2条西5丁目6-1 狸小路5丁目内

【鑑賞料金】
一律1,200円(各種割引なし)

【舞台挨拶】
■8月1日(金)19:00の回(上映後舞台挨拶)
登壇:塩田時敏監督、工藤じゅんき(ラジオパーソナリティ)「工藤じゅんきの十人十色」、「工藤じゅんきの人生は映画とともに」

■8月2日(土)19:00の回(上映後舞台挨拶)
登壇:塩田時敏監督、早乙女宏美(活動弁士:飯村宏美)

■8月6日(水)19:00の回(上映後舞台挨拶)
登壇:塩田時敏監督、澤田直矢(元・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 フェスティバルディレクター)、長谷川千紗(映画監督・女優)「エターナルラブが蔓延した日」「くっつき村」など多数。

※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい

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