「現状程度の活動当分続く」 気象庁、県西部地震で
気象庁は8月16日、8月9日午後7時57分頃に発生した神奈川県西部の地震について、地震の概要や留意事項などについて発表した。
9日以降も、14日に震度3、15日に震度4を観測した地震が発生したことなどを踏まえ、気象庁は「身体に感じない地震を含めて平常時より地震が多い状況が続いており、現状程度の地震活動は当分続くと考えられる」と分析している。
また、今回の地震と同程度の地震が発生する可能性は、地震発生当初に比べ低くなっているとしながらも「過去の周辺の活動では、山梨県東部(山梨県・神奈川県境付近)で規模の大きな地震が発生したのち、少し期間をおいて比較的規模の大きな地震が発生したこともある」と説明。「揺れの強かった地域では、落石やがけ崩れなどが起こりやすくなっている可能性があるので、今後の地震活動に注意して下さい」と呼び掛けている。