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木曽三川での前打ち釣りで47cm&46cm良型クロダイ2枚キャッチ 岩カニエサにヒット

TSURINEWS

木曽三川で良型クロダイキャッチ(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

大型期待の乗っ込み期を経て5月は産卵後の一服期、食いが落ちる時期と言われます。しかし私がホームグラウンドにしている木曽三川エリアでは既にクロダイが釣れ始め、複数枚上がっているとの情報も。これは期待できそうと、私も上げ潮のタイミングを狙い竿を出してみることとしました。

クロダイ前打ち釣り

5月22日、薄曇り。気温は高く幾分過ごしやすい天気。5日間の出張後で多少疲れが残る中、まずは地元の釣具屋さんで岩カニを購入。1時間余り車を走らせ釣り場へと向かいます。

木曽三川河口の様子(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

木曽川河口エリア

今回クロダイ前打ち釣りをするのは木曽川河口エリア。岸沿いに消波ブロックが並ぶ広大なポイントで、シーバスやクロダイの格好の付き場です。現地に到着すれば既に何名かの前打ち師、ルアーマンの姿がありました。

当日の状況

それでは早速私もと、まず水面を見渡せば上流に向かってのさざなみ。こちらの方ではあまりイメージの良くない南風ですが、まあ釣りには風がつきもの。

水面にはさざなみが立っていた(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

その風が冷たくなく海もスケスケではない。さらには活気あふれる大潮の流れ。長年の勘で今日は釣れる?そんな気がしてきます。

本日のタックル

竿は黒鯛工房の戦竿前打ちハードアクション5.3m、リールは同じく黒鯛工房のドラグ付きタイコリールに3号の道糸、1.75号のハリスを矢引より少し長めにとり、針は前打ちチヌ3号を結びます。オーナー針の前打ちチヌはフトコロが広く、3Bクラスの多少大きなガン玉もつけられ、気に入って使っています。

当日の前打ちタックル(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

ピンポイントへ打ち込みやすいちょうちん釣りスタイル、掛け重視の本気モードで挑みます。

早々にアタリ到来

14時スタート。消波ブロックの際を中心に探り歩きます。満潮は18時頃、まだ潮位が上がりきっていないので、いくらか水深のあるポイントを選んでアプローチ。こんな感じでいつもなら1~2時間続けてもノーアタはざらですが、何と今日は開始15分ほどで反応が!

テトラの合間をピンポイントで狙う(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

穂先のふわふわした動きから半信半疑の聞き合わせ、するとゴン、ゴンと重い引き!きたっ、と思った次の瞬間にすっぽ抜け。残念、でもチヌはいると確信。バレた後の食い渋りを気にしつつブロックの際を打ち続けていくと、ものの5分で今度はコツンと明確なアタリ、反射的に合わせて今度はかかった!

47cmクロダイをキャッチ

深く、重く、下へ下へと突き抜ける力強さ!竿は半月に曲がり、穂先から糸が右へ左へ。沈みブロックが気になりハラハラドキドキです。極力走られないようリールの縁を押さえながら、タックルを信じてのガチンコ対決。徐々に間合いを詰め、空気を吸わせればこっちのものと、浮いてきたクロダイを慎重に寄せネットイン。見ればなかなかの良型です。

木曽三川で良型クロダイ手中(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

測ってみれば47cm。産卵明けとおぼしき少々傷み気味の魚体でしたが、そうとは思えぬものすごいファイトを体感できました。写真を撮り、感謝をしてリリースします。

46cmを追加

この日の潮回りは大潮。みるみる潮位も上がり、逆流で渦を巻く。流れの変化を見極めながら打ち続けますが、その後もカニが潰されたり、知らない間に無くなっていたり。

良型クロダイを連続ヒット(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

そして穂先の不自然な動きからの聞き合わせで2枚目をキャッチ!こちらもスゴい力でファイトを堪能、46cmの良型をゲットです。

親切なルアーマンと交流

久しぶりに2枚のデカチヌをゲットして気分上々!近くで見ていたルアーマンさんが声をかけてきて写真を撮ってくれました。

このルアーマンさんはとても感じが良く、写真を撮り終わって「僕らはシーバスなんですが、この近くで釣りしてもいいですか?」そう尋ねられました。もちろんこちらは快諾。

昨今は釣師のマナー問題がよく取り上げられますが、親切な方も多いです。お互いに気分よく釣りをしたいですよね。

カニを使い切り納竿

潮止まりの手前にて、エサがなくなり納竿。いつもカニ10匹勝負と決めての釣行で大抵残るのですが、今回は10匹全て使いきり、根掛かりロストもありましたが活性の高さが感じられました。

いよいよ盛期突入を感じられた今回の釣行、今後の条件次第では大釣りの期待もできそうです。繊細なアタリとパワフルなファイト、良型いぶし銀の魅力を改めて堪能することができました。

<かにおけ/TSURINEWSライター>

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