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年商87億円のトランジットジェネラルオフィスがホールディングスを設立し持株会社に移行 

セブツー

トランジットジェネラルオフィスは、10月1日付けでトランジットホールディングス(以下、トランジットHD)を設立し、持株会社に移行する。トランジットジェネラルオフィスは、2023年5月期の売上高は87億6200万円で、グループの従業員数は2985名。今後、経営と業務執行を分離する体制へ移行し、さらなる業容拡大を目指す。

トランジットHDの代表取締役社長CEOには、トランジットジェネラルオフィスの中村貞裕社長が就任する。監査役にはファッション業界でも活躍する近藤陽介弁護士が就任する。

トランジットHDの傘下には、トランジットクリエイティブ、トランジットホスピタリティマネジメント、トランジットオペレーションサービスの3社が完全子会社として移管され、クリエイティブ事業、運営受託事業、直営店舗事業のそれぞれを運営していく。

トランジットHDの代表に就任する中村貞裕氏は、慶應義塾大学を卒業後、伊勢丹(現三越伊勢丹)に入社。2001年に独立してトランジットジェネラルオフィスを設立し、外苑前のカフェ「サイン(sign)」などを手掛けるカフェレストラン事業をスタート。

2003年に東京・目黒通り沿いのホテル「ニュー目黒」をリノベーションした「ホテルクラスカ(HOTELCLASKA)」を開業すると、2008年にはオーストリア・シドニーの「世界一の朝食」と称されたダイニング「ビルズ(bills)」を上陸させるなど、つねに話題になる企画をプロデュースしてきた。

現在は、トランジット初の直営キャンプ場「フォークウッド ヴィレッジ八ヶ岳(FOLKWOOD VILLAGE)」や、初の直営ゴルフ場「パシフィックゴルフクラブ(Pacific Golf Club)」などのプロデュースを手掛け、事業をさらに拡大している。

トランジットHDの監査役に就任する近藤陽介弁護士

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