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熱海の宝!特産の“だいだい”がシロップやピクルスに!元トラック運転手・岡野谷さんの挑戦

アットエス

「熱海の宝」を「日本の宝へ」

静岡県東部に位置する熱海市。

温泉やプリンなどが人気で、海外からも多くの観光客が足を運んでいます。
その熱海の特産品が「だいだい」。今、だいだいを使ったある取り組みが注目されています!

熱海銀座商店街にある、干物店。ここでは、一味違ったコーラが味わえます。

こちらのコーラには、熱海の“だいだい”とスパイスを煮込んで作ったシロップを使っているんです。

美味しいコーラの中にほんのり柑橘系の味がします。

このシロップを作っている、岡野谷伸一郎さんにお話をうかがいました。

熱海市のだいだい農家は、高齢化や跡継ぎ問題などを抱えていました。そんなときトラックの運転手だった岡野谷さんに声がかかり、地元のためにと引き継ぐことを決めました。

六次産業農家 岡野谷伸一郎代表:もちろん最初は迷いがありましたが、(地主さんから)「だいだいは熱海の宝だから残したい」という言葉を聞いたときに、地元で育った人間として、このだいだいを未来に残していきたいなという思いで始めました。

“だいだい”は、鏡餅や正月飾りなどに使われ、その名前と特徴から「代々つながる」「代々栄える」といった縁起物として知られています。

これまで、だいだいは形や色が悪いものは廃棄されてしまうことが多くありました。そこで、岡野谷さんは、清涼飲料水の製造許可を取り、クラフトコーラのシロップなど、様々な加工品を作ることで廃棄をなくす取り組みをしています。

六次産業農家 岡野谷伸一郎代表:熱海の宝を日本の宝に変えていく、だいだいがもっと知られていけばいいなと思っています。

(2024年11月27日放送)

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