【検証】全てをかわいくする「ちいかわの食べられるシール」でもかわいくならない食品はあるのか
突然だけど、ちいかわってかわいいよね。
そんな、ちいかわのキャラクターがプリントされた「たべられるシール」がこの世には存在している。
「たべられるシール」とは、食べ物の上に貼ることができる可食フィルムのこと。食品にそのまま貼れて、まるでプリントされたかのような仕上がりになるのが特徴だ。
・食べられるシールとは
シール自体にはほとんど味や食感がなく、食品の風味も邪魔しない。不器用な人でも手軽にキャラ弁やキャラスイーツを作れるアイテムとして、ここ数年で注目が高まっているのだ。
ちなみにダイソーでも「たべられるデコシール」として110円で販売されている。
そこで、今回はこのシールを使って、普段の食事にちいかわの可愛さをプラスしてみることにした。
食材にシールを貼ることで、見た目がどれだけ変わるのか、また、ちいかわパワーでもかわいくならない食材があるのか検証してみた。
・実際の様子
まずは、ちいかわの食べられるシールをAmazonで3枚購入。(1枚270円)
シールが届いて見た瞬間、やっぱりかわいい~!
さっそく、いろんな食材に貼っていく。
・三色団子
まずは、「かわいい!」の確率が高そうな食材から挑戦。
何色の団子にどのキャラクターを貼っていこうかな~。
と迷っているうちに、手汗でフィルムが……。
筆者含む手汗が多い人にはゆっくり持っている時間はないのだ。
とりあえず、手に取ったちいかわシールをペタリ、ペタリと貼っていく。
かわいいーーー!
ちょっと食べるのがかわいそうな気もするが……。
ごめん! ハチワレ!(でも、おいしかったよ……)
これ、テーマパークやカフェで1本300円でも売れるんじゃないかな……?
・わらび餅
次に挑戦したのは、ぷるぷる食感が特徴のわらび餅。
こちらもシールを貼ると、思わず「めっちゃかわいい!」と声を上げたくなるほど。
プルプルと揺れるちいかわ達がなんとも愛らしくて、全て試した中でこれが一番かわいいかも!
しばらくプルプル揺らして、ちいかわワールドを楽しんでみる。
でも、きなこと黒蜜をつけた瞬間、なぜか一気に現実に引き戻された……。
ここでまさかの手汗が増量。これはもうムリだ……!
というわけで、シール貼りは子どもたちにお願いすることにした。
・たまご焼き
さて、ここからは少し難易度を上げて、食事系に挑戦。
まずは、子どもたちも大好きなたまご焼きにシールを貼ってみた。
こちらもやはり「かわいい!」「たべるのもったいない~」と食卓が普段より3倍盛り上がった。
筆者は、日焼けしたうさぎをパクリ。今日のたまご焼きは、ちょっと味が薄かったかもと思ったが、ちいかわシールのおかげで子どもたちは気づいていない。ありがとう、ちいかわ。
・こんにゃく
さて、そろそろ「かわいくないだろう」と予想される食材に挑戦してみることに。
次に選んだのは、こんにゃく。
ちいかわシールが貼られても、さすがにこんにゃくの独特な雰囲気に勝てるわけがないだろうと思っていたのだが……。
あれ? 結構かわいいかも……。
味噌をかけたら、なんだか布団のように見えて、さらに愛しさ爆発。
とはいえ、こんにゃくの食感があいまって、珍しい生物を食べているような感覚になり、ちょっと複雑だったけど味はしっかり美味しかった。
ここまで、ちいかわシールの圧勝だ。ちいかわシールの力、恐るべし。
・ししゃも
そして、最終的に挑戦したのは、ししゃも。
グリルで焼いたししゃもにちいかわシールを貼ってみたところ……
おや……?
かわい……くはない?
「かわいい!」とはちょっと言い難い結果になったが、ついに発見したぞという謎の達成感があった。
ちいかわのキャラクターたちも、ししゃもには太刀打ちできなかったようだ。
・まとめ
結論として、この食べられるちいかわシールは、味を損なうことなく、食事にかわいさをプラスしてくれる素晴らしいアイテムだ。
使い方も貼るだけなので、気軽にアレンジしたいときに最適。普段苦手な食べ物も、ちいかわシールがあれば食べられるようになるかも。
いや……、かわいくて食べられないかも??
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.