「マジック:ザ・ギャザリング」実写映画&ドラマ化、巨大ユニバース計画が進行中 ─ 『デューン』レジェンダリー・ピクチャーズが手がける
人気トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」の、映画・テレビにまたがる巨大ユニバース企画が始動した。米ハズブロ・エンターテインメントとレジェンダリー・ピクチャーズがタッグを組む。米などが報じている。
「マジック:ザ・ギャザリング」は、1993年に発売された世界的トレーディングカードゲーム。四半世紀にわたって全世界で愛されており、カードゲームのみならず、テレビゲームやコミック、小説などメディアミックス作品も各国で発表されている。
報道によると、ハズブロ&レジェンダリーはカードゲームに基づく実写長編映画&テレビシリーズを製作する計画で、まずは映画化が先行する予定。全世界に5,000万人以上のプレイヤーを有する人気シリーズとあって、ハズブロは一連のユニバース化で10億ドル以上の売上を見込んでいるという。
レジェンダリーはこれまでにも、『GODZILLA ゴジラ』シリーズを含むモンスター・ヴァースをはじめ、『デューン 砂の惑星』シリーズや『名探偵ピカチュウ』(2019)『マインクラフト/ザ・ムービー』(2025)など、既存IPの映画化を多数手がけてきた。グローバル・プロダクション部門を統括するメアリー・ペアレント氏は、「唯一無二の愛すべきIPを思慮深く扱ってきた我々にとって、『マジック:ザ・ギャザリング』ほどその表現にふさわしい財産はありません。長年のファンを楽しませ、新たなファンを幅広く生み出すマルチメディア・ユニバースの創造に期待しています」との声明を発表している。
ハズブロ・エンターテインメントの映画部門を統括するゼフ・フォアマン氏は、レジェンダリーとのパートナーシップを「エキサイティングでお互いを補い合う」ものと表現。「有名IPに対する、レジェンダリーの多様なアプローチとの完璧なマッチングです。まったく新しい『マジック:ザ・ギャザリング』ユニバースをともに作り上げられることに興奮しています」とコメントした。
なお「マジック:ザ・ギャザリング」は、のアニメシリーズ企画が2024年9月より。同作がハズブロ&レジェンダリーの計画する巨大ユニバースに含まれるのか、あるいは独立したシリーズとして製作されるのかはわかっていない。
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