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韓国ドラマのロマンスものといえば、多くの人から支持されているジャンルの1つ。

トキメキたっぷりのドラマチックな展開とシーンをはじめ、すれ違いや誤解など、絶妙に切ないポイントを盛り込みながら、ドラマファンの心を虜にするのが特徴です。

その他、観る者の共感を呼ぶ物語や、主演の男女の息の合った演技、美しいセットと映像、凝った演出など、見どころが盛りだくさん。

先の展開がある程度読める作品が目立ちますが、それでも全話完走してしまうという日本の韓ドラファンは多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、根強いファンのいるロマンス作品で、来週からBS・CS・ローカル局で放送される予定のラインナップを一部ご紹介。愛憎劇からファンタジーまで、ラブストーリーとのジャンルミックスが満喫できるドラマが揃っています。

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ショーウィンドウ：女王の家 (チャンネルA/2021)

『ショーウィンドウ：女王の家』は、不倫による三角関係を中心に繰り広げられるドロ沼愛憎劇。友人の不倫を応援していたものの、蓋を開けてみるとその相手が自分の夫だったという衝撃の展開から物語がスタートします。

何不自由なく幸せな毎日を送っていた女性に訪れた悲劇は、果たしてどのような結末を迎えるのか。複雑に絡み合う人間関係や妻の復讐、家族間の葛藤、そして視聴者から好評を得たチョン・ソミンの悪女演技が大きな見どころです。

●キャスト：ソン・ユナ、イ・ソンジェ、チョン・ソミン、ファン・チャンソン、キム・スンス 他
●日本放送情報：BS11/2025年11月13日(木)午前10時00分～10時55分
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

哲仁王后～俺がクイーン！？～ (tvN/2020)

『哲仁王后～俺がクイーン！？～』は、現代のプレイボーイの魂が、朝鮮時代の王妃の体に入って始まるファンタジーラブコメディー。シン・ヘソン＆キム・ジョンヒョンの息の合った演技が光ります。

これまで男装女子を設定にした作品はありましたが、心は男性、身体は女性の主人公が、徐々に王に惹かれ関係を深めていく過程が新鮮な1作。序盤はコミカルなシーンを中心に構成され、後半にいくにつれ切ないラブストーリーへと切り替わっていきます。

●キャスト：シン・ヘソン、キム・ジョンヒョン、ペ・ジョンオク、キム・テウ、ソル・イナ 他
●日本放送情報：日テレプラス/2025年11月12日(水)17:40
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

恋人～あの日聞いた花の咲く音～ (MBC/2023)

『恋人～あの日聞いた花の咲く音～』は、戦乱によって別れと再会を繰り返す男女の、涙なしには観ることができないロマンス時代劇。『百想芸術大賞』を含む8つの授賞式で、23の賞に輝いた良作です。

主演ナムグン・ミン＆アン・ウンジンの熱演はもちろん、信頼が芽生える出来事を経て惹かれ合うようになった2人が、愛を確認しあったかと思えば別れを経験し、乗り越えたかと思えば、また危機が訪れる山あり谷ありの展開が魅力。戦争を絡めた壮大なラブストーリーは、多くの視聴者に感動を届けます。

●キャスト：ナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・チョンア、イ・ハクジュ、イ・ダイン 他
●日本放送情報：フジテレビTWO/2025年11月15日(土)11:00～12:05
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

ケリョン仙女伝～恋の運命はどっち!?～ (tvN/2018)

『ケリョン仙女伝～恋の運命はどっち!?～』は、同名の人気ウェブ漫画が原作のファンタジーロマンス時代劇。韓国で口承によって伝えられてきた昔話を再解釈したストーリーで、仙女が出会った2人の男性との物語が繰り広げられます。

699年間、夫の生まれ変わりを待ち続けた一途な主人公が、正反対の魅力を持つ男性の間で揺れるトキメキたっぷりのストーリー。彼女が長い年月待ちわびた夫は、いったいどちらなのか、視聴者の関心を刺激します。

●キャスト：ムン・チェウォン、ユン・ヒョンミン、ソ・ジフン、コ・ドゥシム、カン・ミナ 他
●日本放送情報：とちぎテレビ/2025年11月10日(月)12:05～13:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

君を守りたい～ONE MORE TIME～ (BS SPTV/2016)

『君を守りたい～ONE MORE TIME～』は、彼女が事故で亡くなった日に、タイムリープを繰り返す男性が繰り広げるファンタジーロマンス。キム・ミョンス(エル)がバンドマンの主人公に扮し、なんとか彼女を助けようと奮闘します。

過去と現在を行き来し運命を変えようとする展開は、時間旅行を題材にした作品の典型的なスタイルですが、思うようにいかないもどかしさがラブストーリーのスパイスに。全8話構成の、サクッと気軽に観られる1作です。

●キャスト：キム・ミョンス(エル)、ユン・ソヒ、イ・テイム 他
●日本放送情報：KBS World/2025年11月13日(木)20:15
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

プロデューサー (KBS/2015)

『プロデューサー』は、テレビ局のバラエティー部を背景に、4人のプロデューサーの恋愛と成長を描いたチャ・テヒョン＆コン・ヒョジン主演作。片思いや友情、長年縁のあった者同士が恋人関係になる過程など、様々なロマンスの形を楽しめます。

放送局の裏側を覗いているかのようなリアリティー溢れる描写と、ドキュメンタリー作品を思わせる演出、予想外の恋模様まで、見どころの盛りだくさん。キム・スヒョンとIU(アイユー) の演技にもご注目ください。

●キャスト：チャ・テヒョン、コン・ヒョジン、キム・スヒョン、IU、キム・ジョングク 他
●日本放送情報：とちぎテレビ/2025年11月11日(火)12:05～13:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～ (KBS/2017)

『サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～』は、現実という壁にぶつかった若者の成長と恋を描いた青春ロマンス。『2017 KBS演技大賞』で、主演のパク・ソジュン＆キム・ジウォンがベストカップル賞を受賞するなど8冠を達成し、その他、数々の授賞式で栄誉ある賞に輝いたヒット作です。

友人から恋人へと発展するカップルと、交際6年目の男女に訪れた葛藤や和解、そして各登場人物の内面的成長が、共感とトキメキを視聴者にプレゼントする作品。コメディー要素も盛り込まれ、適度な軽さで展開されます。

●キャスト：パク・ソジュン、キム・ジウォン、アン・ジェホン、ソン・ハユン、ソン・ビョンホ 他
●日本放送情報：アジアドラマチックTV/2025年11月14日(金)6:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

(ライター/西谷瀬里)