伊勢原RCがふれあい事業 将来を考える契機に
伊勢原中学校(須永尚世校長)で1月30日、伊勢原ロータリークラブ(天野耕一郎会長)主催の職業奉仕事業「ふれあい事業」が行われた。
この事業は、中学1年生を対象に、将来の進路を考えるきっかけづくり、講演を聞くことで働くことの意義を知り、様々な職種に視野を広げることなどを目的に同クラブが開催している。
天野会長は「生徒の将来の職業の選択肢が一つでも二つでも増えるようにとの思いで15年に渡り行ってきた。皆様や生徒たちにとって実りのある一日となることを祈る」と話した。
講師の手配など事業を担当した職業奉仕委員会の渡辺有一委員長は「快く講演を受けていただき、安心して今日を迎えることができた。皆さんのお話が生徒の将来の参考になればいいなと思う」と述べた。
今年は市役所職員や警察官、消防士をはじめ、弁護士、銀行、パティシエ、スポーツ事業や福祉、芸能関連など様々な分野の職業人が講師として参加。各教室で講師陣たちは働くことの意義、仕事内容ややりがいなど多彩なエピソードを交え、わかりやすく伝えた。普段は聞けないプロの職業人の講義に生徒らは熱心に耳を傾け、メモを取る姿が見られた。
須永校長は「外から見ただけではわからない良いことや苦しいこともあると思うが、子どもたちが職業の魅力を感じてもらえればありがたい」と語った。