釣ったアカイカ(ケンサキ)で作る「バジル風味イカメシ」レシピ 和とイタリアンの融合?
夏の夜焚き釣りでよく釣れるアカイカ。刺身はもちろん、炒めてもイカメシにしても間違いなし。ところが先日、行きつけのバー『Fishing Labo』(熊本市中央区)で出会ったのは"イタリアン風"のイカメシ。しょうゆベースではなく、バジルとバターが香る一皿だった。今回はそのレシピをオーナーの猿渡さんに教わり、少しアレンジしてみた。手軽に作れるので、釣ったイカでぜひ試してみてほしい。
アカイカの持ち帰り方法
アカイカは鮮度落ちが早い。氷をしっかり詰めたクーラーボックスは必須。夜焚きでは数十杯釣れることもあるので、氷は多めに持参。
クーラーボックスの開け閉めは極力控え、飲み物や食べ物は別の小型クーラーに分けておくと効率がいい。
バジル風味イカメシの材料
・アカイカ(小ぶり)
・炊いたご飯(冷ご飯OK)
・玉ねぎみじん切り(あれば入れる)
・オリーブオイル
・バター
・ニンニク(チューブでも可)
・塩・コショウ
・粗びきブラックペッパー
・白ワイン(料理酒でも可)
・市販のバジルソース
作り方
バジル風味イカメシの作り方を紹介しよう。
下処理
胴とゲソを分け、ゲソは塩もみしてぬめりを取る。
炒めご飯
フライパンにバターを入れ弱火で香りを出し、強火でゲソとご飯を炒め、塩・コショウ・ブラックペッパーで味を整える。
詰める
炒めたご飯が少し冷めたら胴に詰め、爪楊枝で口を留める。
焼く
オリーブオイルを熱したフライパンで転がしながら焼き色をつける。
蒸し焼き
白ワインを振り入れ、ふたをして軽く蒸し焼き。
仕上げ
火が通ったら仕上げにバターを絡める。
盛り付け
食べやすく切って皿に盛り、バジルソースを添える。
ワンポイント
ニンニクはイタリアンの要。チューブでもいいが、生を冷凍して使うと香りが段違い。
バターは焦げやすいので、オリーブオイルと併用すると安心。イカのエンペラを残して焼くと見た目がより豪快。
保存方法
作りすぎた分はラップで包み、ジッパー袋に入れて冷凍庫へ。食べたいときに解凍して料理すればOK。和風イカメシとはひと味違う、バジルが香る”イタリアンイカメシ”。
新鮮なアカイカで作れば、家庭でも本格的な味が楽しめる。釣りのあとの晩酌にもぴったりの一皿だ。
<池田幸枝/TSURINEWSライター>