女性野菜ソムリエがこだわる地元野菜 農家と消費者の「架け橋」となって見えたもの
地元の野菜がたっぷりのキッシュは自慢の一品!
栄養満点の総菜セットは大人気!
新しいおいしさを見つけてみませんか?
北見市で野菜と総菜を販売する「コローレ」の代表・林菜々子さんは、「野菜ソムリエプロ」。
「『こんな食べ方もあるんだ』というようなオリジナルのレシピで作った惣菜を日替わりで出しています」と話します。
「料理の方法も教えてくれるので近くにできてよかった」とお客さんからの評判も上々です。
林さんのこだわりは、生産者の元へ直接行き、新鮮な旬の野菜を選ぶこと。
この日、大空町の江口さんの畑で収穫していたのは、スーパーであまり見かけない「ロメインレタス」です。
林さんのもとには、お客さんから「どうやって食べたらいいの?」という声が届いていました。
そんな意見を伝え、「豆腐を使ったドレッシングを作って、和えて出してみる」なんて、今度はおいしく食べるアイデアを農家の江口さんと会話します。
消費者の率直な声を届けつつ、野菜のおいしさや正しい情報を農家からも聞く。
林さんは「架け橋」になっています。
江口さんは「評価ももらって自分がまた作物を作るための勉強にもなるしエネルギーにもなる」と教えてくれました。
一方で、厳しい現実を思い知ることもあります。
「作っている人の苦労を私たちが知る機会がほとんどない」
そう話す林さんは、自分の「役割」を見つめています。
▼北海道の地元野菜でオリジナルのお惣菜も…女性野菜ソムリエがおいしさの「架け橋」に
文:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2024年11月)の情報に基づきます。