【後編】“兵庫の魅力”無料で楽しく学べちゃいます♪県立美術館「ひょうご EXPO TERMINAL」 神戸市
4月13日に開幕し、連日大盛況となっている「大阪・関西万博」。開催に合わせてお隣の兵庫県でも様々な取り組みが行われており、4月6日からは『兵庫県立美術館』(神戸市中央区)で体験型の展示「ひょうご EXPO TERMINAL」がスタートしました♪
大人の私も目が釘付けになってしまう空間で「これ、無料で見ていいの?」とついつい長居してしまいました。展示を見れば、大人も子どもも”広い兵庫の様々な魅力”を感じられること間違いなし!
【前編】では「ミライのひょうごゾーン」を紹介しましたが、今回はその奥にある「フィールドパビリオンゾーン」へ進んでいきます。
県は「万博をきっかけに兵庫を訪れ、地域での体験をしてもらいたい」という思いから、県内各地で260ものプログラムを実施する「ひょうごフィールドパビリオン」を展開。
今回の展示では各地域に興味を持ち、フィールドパビリオンで展開されているプログラムへ足を運ぶきっかけにしてもらいたいと行われています。展示物は触って楽しめるものばかりなので、子どもでも楽しんで兵庫各地の魅力を学ぶことができますよ♪
【但馬牛(たじまうし/たじまぎゅう)のブース】
入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、大きな但馬牛の模型!かなり大きくてリアルですよね。
「そともも」「かた」など肉の部位名が書かれており、模型の中に入れて楽しめるようになっています。これはついつい入れてみたくなる♪
全国ブランド牛の”元祖”ともいわれる但馬牛ですが、特になじみ深いのはその霜降り度合いによって選定される「神戸ビーフ」ではないでしょうか。ブースではそのサシの入り方を見ることができる展示もあり、こちらもつい見入ってしまいました♡
【播州織のブース】
こちらは北播磨地域で230年もの歴史を誇る「播州織」。糸を染めた後に織り上げる“先染め”という手法をとっており、やわらかい風合いの色やデザインが多種多様に展開されるのが大きな魅力です。ブースでは揺れる播州織を触ったり、写真に撮ったりして楽しめますよ。
【環境創造型農業のブース】
こちらのブースで紹介されている「環境創造型農業」とは自然環境を守りながら持続的な農業をめざす取り組みで、県内では1992年から取り組みがスタートしています。
ブースではよく知られている「アイガモ農法」を始め、まだあまり知られていない県内独自の取り組みなどをクイズ形式で紹介。なかなか農業に関して学ぶ機会は少なく、知らないことも多いので面白かったです。
【丹波焼のブース】
続いてこちらは日本六古窯の1つ「丹波焼」。伝統を守りつつも時代に合ったデザインや技法に取り組みながら発展し、850年もの伝統があります。ブースでは釉薬によって変わる色合いや触り心地を実際に触って感じることができます。
こちらには土から形づくりをし、焼きあがるまでの工程が学べるすごろくも。これは子どもたちが夢中になりそうですね♡
【兵庫がつなぐ2つの海のブース】
最後は兵庫に面している2つの海について学べるブース。それぞれの海に生息している魚や漁の方法について学ぶことができます。
こうして見ると魚の種類も様々であることが分かります。色んな魚をおいしく食べられる兵庫の良さを再確認することができました♡
“兵庫五国”の魅力を学んだあとは、こちらにもご注目。展示を全て見た後、クイズに答えて正解すると万博仕様の限定シールがプレゼントされるんです!
特別に書き下ろされており、ゲットできるのはこのタイミングだけなのでこちらも忘れずにゲットしてみてはいかがでしょうか。
開催期間
2025年4月6日(日)~10月13日(月)
場所
兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
時間
10:00~18:00