納税啓発に尽力し表彰 市税収納率は過去最高に
港北区役所は1月29日、横浜市税納税奨励表彰区長表彰式を開催した。市税の納税奨励などに貢献したとして八木正憲さん、高橋正輝さんに表彰状が、桑原実さんに感謝状が授与された。竹下幸紀港北区長から、「日頃から納税の啓発活動に尽力いただきありがとうございます」という言葉と共に、表彰状等が贈られた。
同表彰は、市税の納税意識の高揚及び市税に関する知識の普及啓発などを図ることを目的としている。
八木さんは(公社)神奈川法人会に約30年所属しており、現在は副会長を務めている。「法人会は会員が減っているが、税務広報や啓発活動を続けてきた。少しでも納税に貢献できれば」と口にした。高橋さんは(一社)神奈川青色申告会の理事を務めている。「確定申告が始まるが、わからないことがあれば一緒に勉強して、納税につなげていきたい」と話した。桑原さんは、神奈川納税貯蓄組合連合会の監事で2021年から所属している。「会に入ってから日が浅いため、期待度で表彰されたのでは。税があるから国が成り立つ。これからも啓発活動を頑張りたい」と意気込んだ。
2023年度の市税収納率は99・4%(8863億円)で、過去最高を記録した。直近の4年間では、19年度は99・2%で、20年度は99・0%と低下し、21年度になると99・3%に上がり、22年度も99・3%だった。