大丸神戸店が“ミッフィー”づくし!無料で楽しめる絵本コーナーも覗いてきた♪ 神戸市
大丸神戸店(神戸市中央区)では、7月23日から8月11日まで「誕生70周年記念 ミッフィー展」を開催中。会場を中心に、ミッフィーの世界観に触れられる特別なスポットがあちこちに展開されています。
まずは、大丸神戸店の元町玄関側へ。西側の壁にはミッフィーのさまざまな表情が描かれており、写真を撮る人たちで賑わっていました。
【壁に描かれた4枚のイラスト】
掲示されているのは、全部で4枚のミッフィーのイラスト。いずれも8月5日までの特別な装飾で、訪れた人の目を楽しませてくれます。
それにしても、白地にぽつんと目と口があるだけなのに、“ミッフィーだ!”と一目でわかるのが本当にすごい。
ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナさんが最も大切にしていたのは“シンプルであること”。感情をあえて描きすぎないことで、子どもたちが「今、ミッフィーはどう思っているのかな?」と自由に想像させる余白を残していたそうです。
そのため、泣いているミッフィーの表情は絵本の中でもごくわずかしか登場しない、貴重なシーン。
大きなお口を開けて驚く顔は、さらにレア!そんな愛らしい表情に、思わず笑みがこぼれます♪
【おまけ】
ちなみに、西日が強い時間帯だと、オーニングの陰がミッフィーの顔に線のように映り込んでしまい、ちょっと残念な仕上がりに。撮影は朝の早い時間帯か、18時以降がベストかもしれません。
【1階 イベントスペース】
同館1階のイベントスペースには、期間限定で「ミッフィー ライブラリー」が登場!椅子に座ってゆったり絵本を読むことができる無料のスペースです。“お子さま優先”の案内があるため、みんなで譲り合って利用したいですね。
代表作の『うさこちゃんとうみ』や『ゆきのひのうさこちゃん』、ちょっぴり切ない『うさこちゃんのだいすきな おばあちゃん』など、約20冊の絵本がずらりと並びます。
“ミッフィー”は英語圏での呼び名で、ふるさとのオランダでは“ナインチェ”、日本では“うさこちゃん”として親しまれています。
エレベーター付近には、かわいらしいミッフィーのパネルも!記念に一緒に写真を撮るのもおすすめですよ。
【9階 大丸ミュージアム(イベントホール)】
同館9階の大丸ミュージアムでは、8月11日まで「誕生70周年記念 ミッフィー展」が開催中。入口では大きなパネルが来場者を出迎えてくれます。同展は全日程日時指定制で、基本的にはWEB上で事前予約が必要なのですが――。
当日分のチケットが残っていれば、会場でも購入可能!平日の15時過ぎに訪れた際はスムーズに入場できましたが、混雑が予想される週末や、確実に見たい人は、やはり事前予約がおすすめです。
入口にちょこんと配置されているミッフィーのみ撮影OK!それ以外のエリアは、撮影・録音ともに禁止されています。
展示ではブルーナさんの生い立ちから始まり、ミッフィーシリーズの全32の絵本をたどるコーナーや原画展示、『うさこちゃんとうみ』を朗読するブルーナさんの映像が約20年ぶりに再公開されるなど、コンパクトながらも見ごたえ十分な内容です。
最後には限定グッズの販売コーナーもあり、所要時間はおよそ30分から1時間ほど。筆者もじっくり堪能できました♪
期間
●誕生70周年記念 ミッフィー展
2025年7月23日(水)~8月11日(月・祝)
●外装ウィンドーのミッフィーの装飾
7月23日(水)~8月5日(火)