唐田えりか「本当に仲が良くないと乗り越えられなかった」 作品の魅力と撮影の裏側を語るフィーチャレット映像『Page30』
原案・監督を、独特の切り口で多彩な作品を数多く手掛けて来た名匠・堤幸彦が務める映画『Page30』が4月11日（金）より公開中。今回、主演の4人の女性陣と堤幸彦監督、中村正人エグゼクティブプロデューサーが作品の魅力と撮影の裏側を語るフィーチャレット映像が解禁となった。
唐田えりか「本当に仲が良くないと乗り越えられなかった」
公開後から「凄まじい、むき出しの感情を見た！」、「圧倒的なライブ感に引き込まれた」、「もはや演技なのかリアルなのか分からなくなるほどの熱量の凄さ」と、4人の女優たちの演技力に注目が集まっている。そんな中、今回解禁されたのは、主演の4人の女性陣と堤幸彦監督、中村正人エグゼクティブプロデューサーが作品の魅力と撮影の裏側を語るフィーチャレット映像。
それぞれ追い詰められた事情を持つ4人の女優が、ある閉鎖された舞台に集められたことから始まる本作。30ページの台本を渡された彼女たちは、3日間の稽古だけで4日目に本番の上映を行うことが知らされる。演出家不在のまま稽古を繰り返し、ぶつかりあっていくうちに明らかになる彼女たちの苦悩と葛藤が、次第に彼女たちを極限まで追い詰めていく…。
中村が「よく練られた脚本」と感心する本作は、役者が役者を演じるだけでなく、劇中劇に登場する配役もすべて演じきらなければいけないという役者としての実力もリアルに試される、これまで様々な人間模様を描いてきた堤監督ならではの異色の設定。広山が「とにかくこの大変なプロジェクトに4人が力を合わせて挑まなければ乗り越えられない」と語るように、実際に初日の段階から4人で自主的に稽古も実施した彼女たち。一方で唐田が「本当に仲が良くないと乗り越えられなかった現場だなって思いましたね」というように映像では作中の緊張感あるシーンとは対照的に、4人が仲良く写真を撮る姿など撮影の裏側の様子も収められている。
林田が「女優たちも女優という職業をやりながら人として一生懸命もがきながら生きています」というように、彼女たちがまさに役者人生をリアルに賭けたともいえる本作は、MAAKIIIが「やり残したことはないねって胸を張って言える作品」と役者としての自信作にも仕上がっている。広山が「一生懸命もがいている皆さんに見ていただきたい」と語るように、いま頑張っている人たちこそ、彼女たちの舞台を最後まで見届けてほしい。