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■耳納連山の麓　フルーツの里から届いた「旬」なニュース
福岡市内から車で約1時間。雄大な耳納（みのう）連山の麓に広がる久留米市田主丸（たぬしまる）町は、四季折々のフルーツが実る「果実の聖地」として知られています。 おしゃれなカフェや古民家ショップも増え、週末お出かけスポットとしても注目のこのエリア。
そんな自然豊かな田主丸の森に佇む、巨峰ワインの蔵元「巨峰ワイナリー」から、本日（2025年11月25日）解禁となるビッグニュースが届きました。 50年以上の歴史を持つこの場所から、新しい時代のためのワインブランド「和愛（YAWARAI）」が誕生したのです。すでに東京都内の5つ星ホテルに採用が決まっているほか、香港など海外のバイヤーからも発注の依頼が来ている、今注目のワインです。

■「和」を飲み、心がほどける新感覚
「和愛（YAWARAI）」は、日本の土で育った「巨峰」を100%使用した、美しい桜色のロゼ・スパークリングワインです。コンセプトは、「和を尊び、愛でつなぐ」。 かつて創業者がワインを「和を飲む＝和飲（わいん）」と呼んだ精神を受け継ぎ、「調和（和）」と現代の私たちが大切にしたい「愛」を重ねて名付けられました。グラスに注ぐと立ち上る繊細な泡。一口含めば、巨峰とは思えないほど澄み渡る酸と、ふくよかな果実味が広がります。「甘そう？」というイメージを良い意味で裏切る、ドライで上品な味わいは、和食との相性も抜群。鰹のたたきや天ぷら、鴨のローストなど、四季折々の食卓に優しく寄り添います。

■53年の歴史と、最新技術が織りなす物語
1972年の創業以来、ここ田主丸の地で「自然との調和」を大切にしてきた巨峰ワイナリー。 今回の「YAWARAI」は、熟練の農園スタッフが手塩にかけて育てた巨峰に、IoTなどの最新技術（DX）を掛け合わせて作られた、まさに「伝統×革新」の一本です。醸造家の川島教朋さんは、「果実に魂を吹き込む職人」。 フランスやカリフォルニアの真似ではない、日本独自の「巨峰ワイン」というジャンルを確立し、田主丸の風土を世界に発信しようとしています。 森の中のレストランや、歴史ある地下貯蔵庫（カーブ）など、現地にはワイン造りの息吹を感じられるスポットもたくさん。飲むだけで、その風景が目に浮かぶような味わいです。

■森に「還る」旅へ・・・循環型グランピングへの挑戦
そして今、このワイナリーは新しい夢に向かって動き出しています。 それは、豊かな森の中に「完全循環型グランピング施設」をつくること。コンセプトは「泊まることは、還ること」。 間伐材を使った客室に泊まり、太陽光でエネルギーをまかない、食事の生ごみは堆肥にして畑へ還す。ただ滞在するだけで、自然のリズムと調和できる場所を目指しています。耳納連山から田主丸の絶景を眺めながら、搾りたてのワインと地元の食材でBBQを楽しむ―。 そんな、心も体も満たされる「サステナブルな旅」が実現する日も、そう遠くありません。

■限定ワインも手に入るクラウドファンディング開始予定
この「未来の森」を作るプロジェクトを応援するクラウドファンディングも開始予定です。リターンには、デビューしたばかりの「和愛（YAWARAI）」に加え、1973年の創業当時に醸造された「世界最古の巨峰ワイン」をブレンドした、幻のヴィンテージワインも登場します。 半世紀前のワインと、今のワインが出会う「時空を超えた味わい」は、このプロジェクトだけの特別な体験です。田主丸の自然を守り、次世代へつなぐこの挑戦。 ぜひ公式サイトやInstagramをチェックして、この物語に参加してみませんか？