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売れているのは「スプレー」医師は「クリームがおすすめ」“日焼け止め”コスパよい使い方を徹底取材

SASARU

この時期、気をつけたいのが紫外線対策。あなたの日焼け止めの使い方、間違っていませんか?

暑くなり日差しが気になる季節ですが、皆さん、どんな紫外線対策をしているのでしょうか?街の人に聞いてみると…。

 「外に出るときは、日焼け止めと日傘を欠かさない」「子どもに日焼け止めクリームを塗っている。敏感肌なので、低刺激なものを使うようにしている」「昔は『男性は日焼けした方がかっこいい』というような風潮があったが、最近はそうでもない。男性も肌が荒れないのが、かっこいいと思う」という声が。

 紫外線対策には肌の白さだけではなく、皮膚の健康を保つ重要な役割があるといいます。

 宮の森スキンケア診療室の上林淑人院長によると、紫外線には2種類あり、2つを日焼け止めクリームで防ぐ必要があるとのこと。

 波長の長いUVAは皮膚深くまで入り込み、肌を黒くしてシワやたるみの原因に。

 波長の短いUVBは皮膚に炎症を起こし赤くするだけではなく、表面の細胞を傷つけ皮膚がんの原因になるともいいます。

 札幌市東区のドラッグストア「サツドラ北8条店」では、定番のクリームタイプの日焼け止めだけではなく、スプレーやスティックタイプなど、さまざまな種類が並びます。

 サツドラの広報担当者によると「ここ2~3年コロナ禍で外出を控えていた人が出かけるようになったので、日焼け止めも早い時期から売り上げが好調」とのこと。

 中でも人気なのは、スプレータイプの日焼け止め。

 顔だけではなく髪やうなじなど自分の手が届かないところにも、ひと吹きすると日焼けを止められる使い勝手の良さが人気なのだとか。

 手軽に紫外線対策ができる日焼け止めですが「どのタイプが一番効果的なのか?」「どれくらいの量を塗ったらいいのか?」「どこまで洗ったら落ちるのか不安」など、正しい使い方を知りたいという方も多いようです。

 そこで、日焼け止めの効果的な使い方を、皮膚科医の上林淑人医師に聞きました。

 「日焼け止めの効果をしっかりと求めたいのであれば、クリームタイプがベスト」とのこと。

 クリームタイプは肌への密着度が高いので成分がとどまりやすく、効果が持続しやすいんですって。

 しかし、一度塗ったら安心というわけではありません。

 「朝に塗ったきりだと効果が落ちてくるので、3~4時間おきに塗りなおすのがベスト」と上林院長。

 重ね塗りした日焼け止めは、落とし方にも注意が必要です。

 落とさないと肌に残って肌荒れの原因などになるので、油分を含むタイプは石鹸だけではなく、クレンジング剤を使ってしっかり落とした方が安心だと言います。

 しっかりと紫外線対策をして、肌のトラブルを防ぎましょう。

*みんテレ6月21日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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