【特集記事】湯こっと(山形県南陽市)|老若男女みんなで楽しめる!湯こっとで過ごすリフレッシュタイム
2022年6月、「身体も、暮らしも、ぽかぽかに。」をキャッチコピーにオープンした「湯こっと」。
公衆浴場の文化を50年以上支えた、あずま湯、とわの湯を引き継ぎ誕生しました。
地元の方はもちろん遠方から足を運ぶ方も多く、冬場は平日でも約700人もの方が訪れるそうです。
館内は源泉かけ流しの大浴場の他、露天風呂や休憩室をはじめ珍しいワインサーバーも設置されています。
また、障がいのある方や介護が必要な方も楽しめる「バリアフリー浴室」なども整備されています。
入館するとすぐに券売機があります。
チケット購入後、下足棚に靴を置いたら番台でスタッフさんにチケットを渡してくださいね。
番台は下足棚の一般浴室側となっています。
まず初めに一般浴場からご案内します。
暖簾をくぐると明るくゆとりのある脱衣場が広がります。
もちろんドライヤー完備で、、女湯にはパウダースペースも設けられています。
男湯女湯ともにベビーベットがあるのはありがたいですね。
子連れでも利用しやすいのもおすすめポイントです。
大浴場は贅沢な源泉掛け流し。
天井が高く、こちらも開放感もありますね
熱めとぬるめの浴槽があるので、自分好みの湯加減でゆったりと疲れを癒すことができます。
こちらの露天風呂は赤湯の公衆浴場初の露天風呂なんだとか。
半露天となっており、雪の降る冬でも利用しやすくなっています。
しんしんと降る雪を眺めながらまったりと浸かるのもまたたまりませんね。
次は障がいのある方や介護が必要な方も温泉を満喫できる「バリアフリー浴室」の紹介です。
着替えから入浴までの利用しやすさを考慮した設計となっています。
もちろんこちらも源泉掛け流し!
浴槽にはバスリフト(浴槽内昇降機)が設置されており、1人で立ち座りができない方、膝や腰を曲げるのがつらいという方も安心して利用することができます。
浴槽に浸からなくても椅子に座ったままシャワーで全身を温められるシャワードバスも整備されています。
バリアフリー浴室は介護手帳を持っていない方でも利用することができます。
利用に関して不明点などがある場合は公式ホームページよりお問い合わせください。
また、1日5枠の予約制となっていますのでご注意ください。
バリアフリー予約
こちらの休憩ラウンジも必ず利用していただきたいエリア。
木の温もりを感じる家具と、柔らかな照明が心地よい空間を作り出しています。
湯上がりのゆったり時間は本当にこの世の極楽ですよね。
南陽市出身のデザイナー須藤修さんが監修したインテリアにもご注目ください。
交流ラウンジは温泉に入らない方も利用することが可能。
天井が高く風通しも良い空間で、各種イベントなどの交流の場としても楽しむことができます。
そして「湯こっと」の大きな魅力の1つでもあるのがこちらのワインサーバーなんです!
実はぶどう生産が盛んな南陽市、山形県のぶどう発祥の地ともいわれています。
※諸説あり。
市内には6社ものワイナリーがあるんです。
各ワイナリーで醸造されたワインや南陽産ジュースをこの一か所で味うことができます。
選び抜かれた地元のワインを、お楽しみください。
チケットは1杯300円ですが、4杯だと1,000円と少しお得になっています。
※取材時の金額
4枚チケットを購入して家族で1杯ずつ飲んだり、1人でテイスティングを楽しむ方もいらっしゃるそうです。
飲酒後に温泉に入るのは大変危険なので、ご自身で体調を考慮しながら入浴した後にご利用ください。
用途に合わせて自由に使うことができるレンタル室も整備されています。
置き畳や座椅子、テーブルの貸し出しもあり、大人数での利用にも対応可能です。
お風呂上がりのプライベートな空間としてもおすすめです。
湯上りに畳でゴロンもたまりませんよね。
全室をつなげて使用することもできます。
レンタル室予約
今回は南陽市赤湯財産区温泉事務所 所長の新関さんにVISIT YAMAGATAをご覧の皆様にメッセージをいただきました。
「2022年6月にオープンした施設となっています。
寒い時期は源泉かけ流しの当館の温泉で、身体も気分もホクホクになっていただければと思います。
南陽市が誇る温泉とワイン、ぜひ楽しんでもらえればと思います。」
赤湯温泉 湯こっと
【住所】
山形県南陽市赤湯3004-1
【営業時間】
6:00~22:00(30分前に受付終了)
【定休日】
火曜日(祝日の場合は木曜日)
0238-49-7350