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【レポート】「ONE PIECE DAYʼ25」圧巻のエルバフ展と等身大フォトスポットの数々、1,400以上のキャラクター…存分に“推し”を楽しめる愛にあふれた仕掛けが満載だった!

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

あらゆる『ONE PIECE』コンテンツが集結する年に一度の祭典「ONE PIECE DAY」。『ONE PIECE』ファンが一堂に会し、『ONE PIECE』を祝い、『ONE PIECE』を楽しむビッグイベントです。

4回目の開催となる今年は、2025年8月9日(土)、10日(日)の2日間にわたって「ONE PIECE DAYʼ25」が東京ビッグサイトにて行われました。(※9日(土)はプレミア前夜祭)

イベントでは声優陣によるステージや主題歌アーティストのライブといったパフォーマンスのほか、複製原画で「エルバフ編」を振り返る「EPISODE OF ELBAPH展」、「ONE PIECE BASESHOP」「レゴ®ワンピース」の初出展、数々のフォトスポットなどどんなファンも楽しめる仕掛けが満載でした。

今回はそんな「ONE PIECE DAYʼ25」から、見どころだらけだった展示エリアを『ONE PIECE』ファン歴15年の筆者・まりもが写真とともにレポートしていきます!

【写真】「ONE PIECE DAYʼ25」レポート|圧巻のエルバフ展と等身大フォトスポットの数々をご紹介!

“巨大”を体感できる「EPISODE OF ELBAPH展」

会場内に入るとまず待ち受けていたのは、7m超えの巨大なロキのバルーン!

そのインパクトに、来場者たちも「おお……」「すごい!」と呟きながら、さっそくカメラを手に記念撮影を楽しむ様子が見受けられました。もちろん、例に漏れず筆者もロキを見上げて感嘆の声をあげました。きっと多くの来場者が、巨人族とはじめて出会ったときのルフィのように「まいった…デっケェ」と感じたことでしょう。

ちなみに、現在ロキの身長は公式発表されていないものの、読者の間では50〜70メートル級と推察されています。そんな彼のバルーンは頭部だけでも人間の大きさをゆうに超えていて、その圧倒的な大きさと迫力を体感できました!

そんなロキ、口のなかはトンネルになっていたんですが……そこを通り抜けた先には、「ONE PIECE DAYʼ25」展示の大目玉「EPISODE OF ELBAPH展」が!

ブースの外には、エルバフの衣装を身にまとったルフィの立像がありました。

原作のルフィに限りなく近い表情や衣装の作り込みが魅力的!

筆者の記憶が間違いでなければ、エルバフのルフィが立像になるのははじめて。ここでもやはり、多くの来場者が記念撮影を行っていました。(このルフィが1/8スケールくらいでフィギュア化されたら、たくさんファンから歓喜の声があがりそう……!)

さて、エルバフ展のなかに入ると、まずはエルバフ編の前日譚となるリトルガーデンの懐かしいシーンがお出迎え。

ドリーとブロギーや、エルバフを夢見るルーキー海賊だったころのルフィやウソップの姿が、エモーショナルな気持ちを掻き立ててきます。

先へ進むと、エルバフ編の印象的なシーンやセリフが原画とともに展示されていました。

エルバフ編初期のワクワクする冒険を盛り上げた「ブロックの国」や「魔法の鏡(マジックミラー)」を彷彿とさせる、ブロック調の壁や鏡張りのブースもあり、物語のなかに入ったようなワクワク感を味わえました。

▲360度エルバフの世界!

▲原作のカラーイラスト展示も嬉しい

さらに先へ進むと、サウロとロビンの再会シーンに入り込める再現フォトスポットや「神の騎士団」の等身大パネルも。

▲五芒星(アビス)まで設置されているクオリティの高さ!

▲原作で大きな話題となった「神典(ハーレイ)」の壁画も圧巻

原画は写真に収められないものの、撮影可能な各展示シーンやパネルはどれも大きく迫力があり、没入感たっぷりでした。自分が一緒に物語に入り込めるような仕掛けも、展示をより楽しめるポイント。

▲あのシーンの一部になれる!

作者・尾田栄一郎のフィギュアも!12月オープンの「ONE PIECE BASE SHOP」ユニークな商品展示にワクワク

エルバフ展に続き、今回の「ONE PIECE DAYʼ25」で筆者がとくに心惹かれたのが「ONE PIECE BASE SHOP」の商品展示ブースでした。

▲ルフィたちの冒険である海の色・ブルーをテーマカラーとしたショップ。ブルーの壁が印象的

「ONE PIECE BASE SHOP」とは、バンダイナムコが2025年12月に新宿マルイ4Fに新規オープン予定の『ONE PIECE』フラッグシップショップ。「ONE PIECE DAYʼ25」では実店舗のオープンに先駆け、「ONE PIECE BASE SHOP」で販売予定のアイテムをズラリと展示していました。

▲展示されている商品たちはどれも初公開だとのこと!

筆者は展示を見ていて、これまでのキャラグッズとは一線を画す、お洒落&ユニーク&インタラクティブなアイテムが揃っていると感じました。

たとえば、作者・尾田栄一郎氏のフィギュア。あのお馴染みのお魚イラストがついに立体化! これはファン垂涎のアイテムですよね。

そのほか、『ONE PIECE』に欠かせない効果音「ドン!」のクッションや、ギア5のルフィのメガネ、“ベリー札”など、「そこに目をつけたか!」と唸らざるを得ない個性的なアイテムが並んでいました。

▲ユニークな「ニカメガネ」

▲ミス・ゴールデンウィークの絵の具も

▲『ONE PIECE』の世界の通貨“ベリー”のお札がリアル!

ちなみに、筆者は『ONE PIECE』の世界で生きている気分を味わうべく、いまからベリー札を購入して自分のお財布に入れることを目論んでいます。

そして、「ONE PIECE BASE SHOP」にはラボエリアがつくられる予定だそう。

ラボエリアでは、デザインをその場で選んで印刷できるTシャツや、キャラクターや色を選んでその場でつくれるアクセサリーやキーホルダーといったアイテムの購入を体験できるのだといいます。

自分の“推し”やお気に入りの名シーンを用いて自分だけのグッズがつくれる予感。家族や友達、仲間とお揃いや色違いのグッズを制作するのも楽しそう。オープンがますます楽しみになる展示ブースでした。

会場には1400を超えるキャラクターが。フォトスポットもたっぷりでイベントを“推し”と楽しめる設計

『ONE PIECE』の大ファンである筆者は、これまでの「ONE PIECE DAY」にはすべて参加してきました。

そんななかで、今回「ONE PIECE DAYʼ25」の展示エリアに強く感じたのは「“推し”を存分に楽しめる」設計になっているということでした。

たとえば、ワノ国の「海は海賊が相手だ」のシーン、くまが人々の痛みを弾き出すシーン、ルフィとボニーのふたりのニカが現れるシーン、頂上戦争でルフィとエースが並ぶシーンなど数々の名場面が、展示エリアのいたるところにフォトスポットとして設置されていました。

▲自分が入ることで名シーンが完成する没入フォトスポット

フォトスポットにいるキャラクターたちは、私たちファンが横に並んでも違和感のないサイズ感で、どれも自分がそのシーンに入り込み、キャラクターになりきって楽しめるつくり。

名シーンを再現するもよし、“推し”とツーショットやグッズとの撮影を楽しむもよし、来場者はそれぞれの楽しみ方でフォトスポットを満喫していました。

とにかく今年は写真撮影を楽しめる場所が多く、「レゴ®ワンピース」にもシャンクスから麦わら帽子をもらうシーンを再現できるフォトスポットがあったり、「バウンティラッシュ」のコーナーにもさまざまなキャラクターと撮影が楽しめるパネルが設置されていたり。

▲レゴ®でできたシャンクスから麦わら帽子を託してもらえる

▲「バウンティラッシュ」コーナーのパネル

そして、「ONE PIECEカードゲーム」のブースにも、カードに使われている魅力的なイラストが迫力満点のサイズ感で展示されていました。

ルフィだけではなく、ゾロ、サンジ、ロー、ハンコック、エース、ヤマト、そして四皇たちとさまざまなキャラクターと一緒に撮影ができ、“推し”がいる来場者にとってはたまらないエリアでした。

▲カードイラストがこの大きさで見られるのは嬉しい

さらに、「ONE PIECE DAYʼ25」では、会場内になんと1,400体以上のワンピースキャラがいたとのこと。

たしかに、会場内の壁、天井、床などなどいたるところにいるキャラクターと出会えました!

▲エネルも

▲モズとキウイも

▲ペローナも

28年の歴史を持つ『ONE PIECE』には、これまで膨大な数のキャラクターが登場してきました。もちろん、そのなかには登場が一度きりだったキャラクターや、とある章でしかお目にかかれないキャラクターも存在します。

▲話題のキャラから懐かしのキャラまで巡り会える

だからこそ、「ONE PIECE DAYʼ25」では、たとえ登場回数の少ないキャラクターだとしても必ず自分の“推し”に出会える。そんなうれしさもあるイベントだったんです。

▲目を凝らさないと見つけられないほど細かい!

「こんなところに!」と意外な場所にいるキャラクターを見つけたときは宝探し気分でついついテンションの上がる筆者でした。SNSにも、自分の“推し”に出会えたことを報告するポストがたくさんアップされています。

ほかにも、自分と同じ“推し”がいる人と協力して特典ゲットを目指す「推しカードラウンジ」があり、自分の好きを存分に楽しめるイベントでした。

▲入場時に配布される「推しカード」に“推し”を自由に表現できる

注目アイテム「LUFFY‘s」展示や立体音響で楽しめる『魚人島編』も熱かった

バンダイ、BANDAI SPIRITS、メガハウスの最新商品を展示する「TOY & HOBBY WORLD」は、今後発売予定のフィギュアやプライズ、一番くじの商品をひと足先にチェックできる貴重なブースでした。

なかでも、筆者が気になったのは「LUFFY‘s」のコーナー。

「LUFFY‘s」とは、『ONE PIECE』のロゴの形をヒントに導き出された、フォルムが特徴のルフィ型フィギュア。全部同じ形ながら、そこにさまざまなキャラの衣装デザインや、作中の名シーンが落とし込まれておりデザイン性抜群!

豊富なデザインや唯一無二のフォルムが魅力的で集めたくなってしまう、これまでになかった新しいフィギュアシリーズなんです。じつは、第一弾が8月8日(金)に発売したばかり。

▲「LUFFY‘s」はお洒落でインテリアにもなりそう。コレクション欲掻き立てられる!

今回はそんな「LUFFY‘s」から、現在制作中のものを含め、初展示となるデザインが公開されていました。

会場で購入可能なエルバフ衣装の「LUFFY‘s」、尾田先生の原稿を水圧転写したデザインの「LUFFY‘s」など、どれも欲しくなってしまう……!

そして、このブース内には30mの巨大キャンバスも設置。

来場者が各々自由に寄せ描きし、巨大なファンアートが完成しました。最後にはNetflixシリーズ実写版『ONE PIECE』でルフィを演じるイニャキ・ゴドイさん、さらに尾田先生のイラストも追加されたとのことで、まさに“ひとつなぎ”な夢の一枚!

そのほか、昨年放送された「魚人島編」のリメイク版となるTVアニメ「SPECIAL EDITED VERSION『ONE PIECE』魚人島編」をドルビーアトモスの立体音響で楽しめる没入感たっぷりのシアターや、ルフィやチョッパー、「ウィーアー!」をはじめ数々の『ONE PIECE』主題歌を歌うきただにひろしさんが登場したミニステージなど、書ききれないほどに見どころ満載だった「ONE PIECE DAYʼ25」。『ONE PIECE』への好きがさらに深まる、愛にあふれたイベントでした! 来年の開催もますます楽しみです。

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