ノンアルでも楽しめる。大人の隠れ家「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」(南城市)
沖縄県南城市、おきなわワールドのほど近く。夜の静けさの中に、21時から一軒のコーヒーバーが開店します。 その名も「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」。 おいしいコーヒー&ノンアルカクテルにこだわりのおつまみで、お酒が苦手な方でも楽しめる良き場所です。 ホッと寛ぎたい夜、お出かけしてみませんか。
昼は「カルカフェ」夜は「espresso bar epl +」
さて、「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」があるのは、南城市玉城前川。県道17号沿いに建つ、カントリーテイストの一軒家……「この建物は見たことある」という方も多いかもしれません。 実は、南城市の人気カフェ「カルカフェ」の敷地に夜21時からオープンするのが「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」。 ナビやGoogleマップは「カルカフェ」の方が入力しやすくて良いかもしれません。 >カルカフェについて詳しくはこちら
店内は、カウンター席のほかは、テーブル席が1席。こじんまりとした小さな空間です。 温かい雰囲気で、一人でも入りやすいのが嬉しいですね。
「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」のこだわりが光る、珠玉のドリンク
「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」の魅力は、なんといってもそのメニューの深さ。「コーヒーとモクテルのお店」を謡うだけあって、ノンアルカクテルが充実しています。 もちろん、お酒入りでオーダーすることも可能です。 ※「モクテル」とは英語の「Mock(真似た)」と「Cocktail(カクテル)」を組み合わせた造語で、ノンアルコールカクテルのこと。ノンアルコールドリンクも、コーヒーも、そしてお通しに至るまで、一杯一杯、一皿一皿に物語があります。
まるで夕焼け(トワイライト)なモクテル
いただいたモクテルは、「トワイライト」。 オレンジとパッションフルーツのジュレに、ハイビスカスのエキスが夕焼けのように層を描きます。 美しい・・・!見た目の華やかさだけでなく、南国らしい爽やかな味わいが口いっぱいに広がりました。
“大人のカフェラテ”のエスプレッソ・カルーアミルク
もちろんアルコールのカクテルもあります。例えばこちら。 甘いカクテルの代表格カルーアミルクも、「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」の手にかかれば、ぐっと大人びた表情に。 凝縮されたエスプレッソが加わることで、リキュールの甘さに深いコクとキレが生まれます。 「お酒入りのカフェラテ」と表現するのがしっくりくる、コーヒー好きにはたまらない一杯です。
おつまみを超えた!「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」のこだわりのフードたち
お酒のおつまみっておいしいですよね……「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」では、思わずうんちくを語りたくなるようなおつまみやフードが充実。 さらに沖縄の作家さんのこだわりの器で提供されます。
「お通し」の概念を覆す!細部にまで宿る美意識
これなんだろう?と思いますよね。 こちらは25年以上継ぎ足し続けた手作りヨーグルトに、台湾産の貴重な蜂蜜とカカオニブを添えたもの。カカオニブは、以前OKITIVEでも取り上げた南城市の「modica」さんのものです。 ヨーグルトは、驚くほどさらっとしているのに、舌触りはもったりと濃厚。そこに、えぐみや嫌な香りがまったくない、すっきりとした味わいの蜂蜜が後味にふわりと広がります。 いろいろな味が畳みかけるように追いかけてきて、メニュー名に悩む味わい。
添えられていたのは仙台のブランド紅茶「新茶の紅茶」をベースにした自家製のお茶。 ラベンダー、レッドローズのエキスを加え、きび糖で優しい甘みをつけた自家製シロップで作る一杯には、紅茶特有の渋みは一切ありません。 口に含むたびに表情を変えるその味わいは、まさに飲むアートでした。
あの「ジョンさんのチーズ」もある!
「ジョンさんのチーズ」とは、イギリスから移住したジョンさんが、南城市で作っている本格ナチュラルチーズ。 乳製品と言えば、北海道を思い浮かべるかもしれませんが、チーズは発酵食品なので、温度と湿度が常にある沖縄はチーズ作りに適しているのだそう。 県産牛乳と沖縄素材を使ったチーズは、県内の高級ホテルでも提供されており、全国区でチーズマニアに愛されています。「ジョンさん」「チーズ」で検索してみると、その人気が分かりますのでぜひ。 ジョンさんのチーズは素材の数だけ、何十種類もあるのですが、「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」で提供されているのは「ハルーミ」。 一見、モッツアレラチーズのようですが、グリルしてカリカリの食感を楽しめるチーズなんです。マジうまなのでぜひ。 (ジョンさんのお店は、南城市大里のアトールにあります)
なお、別メニューの「マルゲリータバゲット」に、このジョンさんのチーズを載せてみるなどしたらさらにおいしさがマシマシになりました。 「マルゲリータバゲット」は、別記事でも紹介している南城市のパン屋さん「BAKERY MILESTONE」のチャバタを使っています。 自家栽培のバジル、そして絶妙なトマトソース。お酒が進む一品です。
シンプルisベストを体現する、締めの一皿「バジルパスタ」
遅めの夕食にもピッタリな「バジルパスタ」は、驚くほどシンプル。 バジルソースに、ドライにしたえのき、そしてオリーブオイルと塩。味付けはこれだけです。でもこのシンプルさこそが、素材の良さを最大限に引き立てています。
余計なものを加えず、おいしいものだけを届けたいという気持ちがしっかり伝わりました!少なめにしてもらったのですが、大盛りにしてもらったらよかったかもと思ったくらい。 (この時点で23時とかなので、止めたほうがいいのは分かってるのですが……)
南城市の新たな“夜の寄り道スポット”「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」
お酒が飲める人も飲めない人も、誰もが心地よく過ごせる「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」。 深夜まで開いているので、仕事帰りやドライブ帰りに、ふとおいしいコーヒーが飲みたくなった時に、気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。テイクアウトだけもOK。 Wi-Fiとコンセントが完備されているので、PCを持ち込んでコワーキングもできちゃいます。
その日の気分で、思い思いの時間を過ごせる「espresso bar epl +(エスプレッソバル イプルプラス)」。 たまには南城市に訪れてみてはいかがでしょうか。あなただけの夜の過ごし方を見つけられるかもしれませんよ。
espresso bar epl + (エスプレッソバル イプルプラス)住所
〒901-0616 沖縄県南城市玉城前川418-1
電話番号
070-5810-7325
営業時間
21:00〜26:00 (最終入店 25:00)
定休日
月曜日・火曜日(詳細はInstagramで要確認)
駐車場
あり
クレジットカード・電子マネーの利用
可
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