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【宝塚市 韓国料理】韓国人オーナーが本場の味を届ける、小林『JITEYA』はランチのお味も本格派!

宝塚コミパ通信

小林で18年目を迎える韓国料理『JITEYA』のランチ、熱々の「石焼ピビンバ」はおこげまで美味しい!

ドラム缶スタイルの韓国料理店

小林にあるイズミヤの裏通り、実は美味しいごはん屋さんがたくさんあります。今までにコミパ通信でもいろいろなお店をご紹介してきましたが、今日は満を持して韓国料理『JITEYA』さんの登場ですよ~!

『JITEYA』さんは、小林にお店を構えられて18年になります。一昨年まで同じ小林でも少し駅寄りのロケーションだったのですが、昨年5月にイズミヤのちょうど裏辺りへほんの少しの距離ですが移転しました。

そして旧店舗でされていたランチ営業、残念なことに移転後はやめられていたのですが、実は今年から再開されていたんです!(知らなかった~!)

ランチタイムは11時30分から14時30分まで(ラストオーダーは14時)。待ちきれないコミパスタッフ、開店の少し前に到着し、窓に貼られたランチメニューを眺めながらワクワク待機です♪

「石焼ピビンバ」「スンドゥブチゲ」「プルコギ(黒毛和牛)」「トッカルビ」、さらにこれからの暑い季節にピッタリの「水冷麺セット」「ピビン冷麺セット」があります。どれも美味しそう~~~~!

お店の中は、コンクリート打ちっぱなしのシンプルでおしゃれな空気感。そして韓国焼肉でおなじみのドラム缶スタイル!

店内のテレビには韓国のバラエティが流れています。いいですね~いいですね~~気分が高まります。

そしてドラム缶テーブルといえば、椅子は蓋を取れば中に荷物が入れられるスタイルなのも定番ですね!

オーダーを済ませてお料理を待つあいだに、ランチメニュー以外のメニューも見てみました。

黒毛和牛焼肉のほかに、三田ポークを使った「サムギョプサル」「カルメギサル」「ポッサム」など、よだれが止まらなくなりそうな韓国のお肉メニュー。

さらに「プデチゲ」「ナッコプセ」などの鍋や、チゲ、スープなど気になる韓国料理が目白押しですね~。

「キムチ」や「チヂミ」といった韓国料理の一品メニュー、「チャミスル」「マッコリ」といった韓国酒などもあって、韓国グルメがいろいろと楽しめそうです。

七味一体!おこげも美味しい石焼ピビンバ

ジュージュー音を立てて、もくもくと湯気もあがり、美味しそう~~な匂いをプンプンとさせながら、オーダーした熱々の「石焼ピビンバ」(1,280円)の登場です~!

ピビンバの魅力のひとつはこのカラフルなビジュアルですよね!こちらではもやし、ほうれん草、大根、ゼンマイ、海苔、ミンチ、玉子、と7種類もの具材が綺麗~にトッピングされています。手間暇かかってます!

この美しさにしばしうっとりと見惚れてしまいました…が!しかし!ピビンバは熱いうちに思い切り混ぜるのが鉄則!スプーンを手に持ち、手首のスナップを効かせて混ぜる混ぜる混ぜる混ぜるッ!

混ぜながら思い出したのは、韓国料理好きの知人に昔教えてもらった「混ぜたビビンバを石焼鍋の鍋肌に張り付けたらおこげがいっぱいできて美味しいよ!」というおこげ好きにはたまらないナイスアドバイス。

混ぜ終わっても、石焼鍋はまだ湯気をあげながらジュージューという音をたてているほどの熱々です。よし!と念入りに混ぜ終わったピビンバを丁寧に鍋肌へ広げて少し待つと、おこげ特有の良い匂いが~~♪

おこげ完成~!…もぐもぐ…お、美味しい~~~~ッ!さまざまなお野菜のお味に、玉子やミンチがコクのある味をプラス、このカオスなお味こそピビンバの醍醐味!そこへ、おこげの香ばしさが加わって、もう至福の味わいです!

すべて手作りのパンチャン(おかず)も旨い!

一緒に提供されたのは、韓国料理の定食といえば、のわかめスープ。この取っ手が付いたお椀が可愛いんですよね。

しっかりと出汁が出ていてほっこりするお味。わかめもた~っぷり入っています!

さらに、パンチャン(おかず)は3種類。すべてオーナーの手づくりです。

まずは定番の白菜キムチ。酸味と辛味が強すぎることなく良いバランスで食べやすいお味!

大根のキムチはよく耳にしますが、これはなんとたくあんのキムチ?!初めて食べましたが、たくあん特有のほんのり甘さとキムチの辛さでいい塩梅。やさしいキムチといった感じで、お箸が進みます~。

そしてこれは何だろう?と思ったのは、韓国でよく食べられているらしい家庭料理「チャンジョリム」。お肉を醤油味で煮込んだものをいうそうで、この日は鶏肉でした。これがまた箸休めにもいいし、ごはんにもあう一品でしたよ!

店名の「ヤ」は「家」でもなく「屋」でもなく…

オーナーのキムさんと少しお話をさせていただいたのですが、とっても穏やかで話も楽しい御主人です(もちろん日本語ペラペラでいらっしゃいます!)。

お料理に使う素材などにもこだわられていて、特に唐辛子は韓国のものにこだわって使用されているのだそう。自分が食べていた本場の韓国料理と同じ味を提供してくれているそうです。

最後に…ずっと気になっていたお店の名前の由来をお聞きしたところ、オーナーさんのお名前が“ジテ”さんなんだそう!どうりで翻訳アプリで検索しても言葉の意味が出てこなかったわけです~。

そして、最後の“ヤ”ですが、日本人はつい店名の最後につけがちな“家”(牛丼で有名なあのお店とか…)とか“屋”(定食の大手チェーンとか…)なのかな?と思っていました。

が!実は韓国語では親しい間柄の人を名前で呼ぶときに「○○ヤ~」と呼ぶんだそう。謎が解けてスッキリ! アンド、お腹もいっぱい! いい気持ちでお店を後にしました。

以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!

韓国料理 JITEYA
兵庫県宝塚市小林5-5-38
0797-90-2108
11:30~14:30(L.O. 14:00)
17:00~22:00(L.O. 21:30)
月曜休(祝日の場合は営業、翌火曜休み)
駐車場なし
現金のみ

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