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家電などを購入する際「もっとここがこうだったら……」「こんな商品があったらいいのに！」と思うことはありませんか？　そこでママスタセレクトでは、リアルなママたちの声を聞く座談会を実施。子どもをもつママならではの目線で、さまざまなテーマについて語っていきます。今回のテーマは、寒い季節には欠かせない「暖房器具」です。

【今回の座談会メンバーはこちら】

コガさん……小学校高学年の息子と、都内のマンションで2人暮らし。室内の空気の流れには敏感だが、寒さにはわりと強い方？

ナリタさん……小学校低学年の女の子のママ。東海地方在住。在宅ワークをしているため、仕事中の自分の周りの暖房器具を強化中。

フクイさん……高校生と大学生の息子をもつママ。子どもたちが大きくなり各個室にいることが多くなったため、暖房費に戦々恐々。九州地方在住。

ママたちが暖房器具に求めるのはコレ！

寒い季節に欠かせない暖房器具。ママたちは暖房器具に何を求めているのでしょうか？

・ふんわりとしたあたたかさ・足元のあたたかさは必須！ ・憧れは「床暖房」。 ・コードレスの暖房器具があると便利そう。 ・気になるのは、やっぱり電気代。

3人ともエアコンの暖房機能は使っていないそう。では何を使っているのか、その理由とともに聞いてみましょう。

エアコンの暖房が苦手なママたち

空気清浄の機能目当てで買ったけれど……

コガさん：私は元々暖房器具が苦手で、一番苦手なのがエアコン。個人の感想なんですが、エアコンの空気ってすごく重いものを当てられてる感じがするんです。

フクイさん：冷房もですか？

コガさん：いや、エアコンの冷房は平気なんです。でも昔から学校のエアコンの暖房機能は苦手で。

ナリタさん：ダイレクトに風を当てられてる感じだからかな？　なんか”頭だけが暑い”みたいな。のぼせちゃう。

コガさん：そんな感じ！　イマドキのいいエアコンだったら、違うのかもしれませんが……。そもそもエアコンに限らず、暖房器具ってほとんど使わないんですよね、私。寒い日は超厚着してしのいじゃう。

フクイさん：暑さをしのぐためにエアコンを我慢するのってなかなかできないけれど、寒さは着込めば何とかなるみたいな（笑）。

コガさん：そうそう！　でも何年か前にdysonの空気洗浄ファンヒーターを買ったんですよ。空気清浄機能が目当てで、やっぱり当初は暖房機能は使ってなくて（笑）。買って3年目ぐらいに初めて暖房機能を使ったら「めちゃくちゃあったかい！」ってなって。あたたかいそよ風みたいで、空気が軽いんですよね。直接、風が身体に当たってても嫌な感じがしなくて快適です。

在宅ワークに足元のあたたかさは欠かせない！ハロゲンヒーター

ナリタさん：私も頭寒足熱というか、足元からあたたかいほうがいいかな。うちもエアコンついてるんですけど暖房機能では使わない。

コガさん：何を使ってます？

ナリタさん：娘が小さいときは、近寄っても火傷しない温風が出る暖房器具。今は昼間は家に私ひとりってことが多いので、ハロゲンヒーターが多いかな。あと今年は自分の作業机を買ったので、机下にボード型の暖房器具を買いたいです。

フクイさん：足元をパネルで囲むタイプですよね。

ナリタさん：そう、それ！　足元さえあたたかければ上半身は厚着できるし、部屋の日当たりもまあまあいいから、わりと大丈夫。

災害対策としても心強い！灯油ストーブ

フクイさん：うちは夫の主義でストーブ派です。

ナリタさん：ストーブ、あたたかいよね。でも灯油、大変そう。

フクイさん：そう、灯油を買いに行くのが面倒だし重いしね……。昔は私が買いに行ってたんです。でも更年期で手に関節痛が出たのを口実に、夫に灯油の買い出しを押し付けちゃいました。ちなみに去年までは灯油のファンヒーターを使ってたんですが、調子が悪くなったのを機会にストーブに買い替え。ストーブだと電源なしで使えるので、災害対策用としても1台欲しかったんです。

ナリタさん：たしかに災害対策を考えるとストーブは心強いですよね。実家がオール電化に改築したけれど、昔ながらのストーブは念のためとっておいてます。

コガさん：うちは賃貸なんで、ストーブが使えないんですよね～。灯油NGなんで。

ナリタさん：うちの父の田舎が雪国で灯油のストーブをガンガンつけてますよ。冬場は本当に室内が30度になるぐらい。

フクイさん：寒い地域は、室内がすごくあたたかいって聞きますもんね。やっぱり地方によって事情は違うんだろうな。

暖房器具を選ぶ理由はそれぞれ

あたたかい風が吹きつけられるのが苦手、足元のあたたかさがあれば十分、コスト重視や災害対策として……。それぞれの理由でエアコンではない暖房器具をチョイスしているママたち。あなたも共感できる理由はありましたか？

憧れは「床暖房」！でも賃貸だと難しい……

コガさん：私が一番理想的だと思っているのは床暖房なんですよ。祖母の家が床暖房だったんですけど、部屋全体があたたかくて。

フクイさん：いいよね。私も知り合いの家が床暖房で超あったかで、うらやましかった。

フクイさん：しかも心地よいあたたかさっていうね。でも床暖房は賃貸だとね……。

心地よいあたたかさの床暖房は、ママたちの憧れ

子どもを通わせていた幼稚園が床暖房だったり、よそのおうちが使っていたり。その良さを実感する経験があると、「わが家も床暖房だったらいいのに」と思ってしまう様子。もし持ち家で費用の問題もなければぜひ！　と皆さんが希望していました。

暖房器具で一番気がかりなのは、やっぱり電気代！

フクイさん：電気代の値上がりが話題になってしばらく経ちますが、暖房器具を使うときに電気代を気にしてますか？

コガさん：そりゃ、できるだけ抑えたいですよ。でもそもそも「これくらいが平均的」って感覚が分からなくて。

フクイさん：最近はどんどん値段が変動している気がしますしね……。

ナリタさん：今ハロゲンヒーターを使ってるから、いくらぐらいになるかちょっとドキドキしてます。

フクイさん：うちは子どもたちが大きいので、それぞれの部屋にいることが多いでしょ？　しかも夜遅くまで起きてるし。狭い子ども部屋に灯油ストーブは置きづらいのでオイルヒーターなんですけど、電気代怖いです。去年なんか冬場に家族が順々に感染症になって「部屋から出てくるな」状態。電気代跳ね上がりましたよ。

コガさん：私は最近電気会社を変えて、「1ヶ月」だけでなく「1日」でいくら電気代がかかったかスマホでチェックできるようになったんです。だから「昨日〇時間くらい暖房機能を使ったら、電気代がこれくらいだった」が把握できるようになって、すごく見通しを立てやすくなりました。

ナリタさん：それ、いいですね。うちの暖房器具で切ったときに「〇円かかりました」って出るんですけど、あれって「いつの」「どこの」電気代を基準に計算してるのか分からないしな～。

フクイさん：暖房器具使うってなると、やっぱり電気代の話になりますよね。

ナリタさん：そもそも電気代があまりかからない暖房器具を選ぶっていうのも一般的なんじゃないでしょうか。

コガさん：健康的にあたたたかく電気代が安いが一番理想的ですよね。

ナリタさん、フクイさん：そうそう！

暖房器具に経済性は欠かせません！

それぞれの暖房器具の性能を重要視しているものの、電気代は頭から離れないママたち。暖房器具は寒い季節になれば、毎日使うこともあります。電気代も塵も積もれば……しかも数ヶ月分ですからね。

次に求めるのは「コードレス」！

ナリタさん：最近の暖房器具の進化ってすごいですよね。欲しい機能ってあります？

コガさん：そろそろコードレス。

フクイさん：そうね。私、灯油ストーブを使い始めて何が快適って、電気コードがないのが一番ですもん。

コガさん：家族がコードに足を引っかけることもないし。

ナリタさん：たこ足配線になっているのも解消できるし。

コガさん：何より暖房器具を持って部屋を移動できる！　1台を使い回せるよね。野外でも使えるからキャンプとかにも良さそう。

コードレスなら安全性も利便性もアップ！

暖房器具に限らず、コードってちょっと邪魔ですよね。部屋のコンセントの場所で、家電の置き場所が決められてしまうこともしばしば。暖房器具がコードレスになったら、思う以上に快適なのではないでしょうか。

快適さに経済性、さらにコードレスまで

座談会メンバーの住んでいるのが寒さ厳しい地域ではないせいもあるのでしょうが、「ふんわりしたあたたかさ」を求めていたママたち。さらに電気代は少しでも安く……そんな本音は隠せません。コードレスも実現すれば安全性も利便性も良くなり、どこでもあたたかさを得ることができますね。さまざまな種類がある暖房器具、これからも進化が見逃せません！