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鎌倉交響楽団が結成62年目、最難曲披露へ 11月2日に鎌倉芸術館で定期演奏会

タウンニュース

鎌倉交響楽団は11月2日(土)、第124回定期演奏会を鎌倉芸術館で開催し、マーラー『交響曲第9番』とシュトラウス『4つの最後の歌』を披露する。午後2時開演。

交響曲第9番は、マーラーが完成させた最後の交響曲。複数の旋律が折り重なり、ハイレベルな演奏技術が求められる。同楽団によると入団試験やオーディションのない市民オーケストラが挑戦するのは珍しいという。

鎌倉交響楽団では15年前に同曲に挑もうとするも、演奏の難しさにより断念。以降、所属する120人の団員たちのスキルが上がってきたことで、結成62年目の今年6月に再挑戦を決めた。

指揮者の冨平恭平さんは、「公立高校が甲子園に出場するようなもの」と今回の挑戦を表現。フルートの高畑裕恵さんは「木管パート18人は大編成」、ホルンの上林了さんも「同じ楽器でもそれぞれ楽譜が違うので、1人1人が主人公」と話す。チケット千円。全席自由で当日券あり。芸術館などで販売。(問)同楽団曽根さん【電話】0467・31・4380

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