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東京湾奥河川ルアー釣行で73cmヒラスズキが浮上!【千葉・村田川】60cm超シーバスは入れ食い

TSURINEWS

村田川のルアーシーバスで秋の荒喰いを堪能(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

10月も中旬だというのにまだまだ暑い。セミこそ鳴いていないが、釣りに行くと蚊に刺される。しかし、水の中は違うようだ。9月の中旬くらいから秋らしいシーバスが続々釣れている。筆者も連日地元千葉の小中規模河川へ釣りに出かけ、良型シーバスを仕留めているが、本日はかなり凄い釣果となったのでその興奮をお届けしよう。

村田川ルアーシーバス釣行

10月10日(小潮)前日まで秋雨が続き、この日も曇りがちの村田川。千葉では養老川に匹敵するポテンシャルを秘めているが、この日の状況は、水は茶色くあちらこちらでベイトが大量に湧いた。最近はベイトがなぜか減っていたのでこれは大歓迎でチャンスだと感じる。

当日の釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

1投目で50cm級シーバス

薄暗くなってからフローティングミノーをいつものジャーキングで足元から探って行くと、まさかのヒット!1投目でシーバスをあっさり掛けた。50cm級と大きさはまあまあだが、幸先はかなりいい。

幸先よく50cmのシーバスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

73cmのヒラスズキ登場

夜も更けてくるとさらにベイトが増え、周りに響くほどのシーバスの捕食音が響き始める。濁りが強いのでカラーをハデなものに変えて、ジャーキングも短く細かく動かしていると、ついばむようなアタリがきた。

てっきりセイゴがいたずらしていのかと思ったが、合わせると一気にドラグが出だす。重さと引きで尋常じゃない相手だとわかったが、水面に浮いてびっくり。丸々と太ったヒラスズキだった。

このサイズからして「取れないかも」と思ったが、数分のやりとりの末、何とかキャッチ!その魚体に圧倒された。73cmの立派なヒラスズキは、手にした者にしかわからない迫力がある。久しぶりに手が震える1匹であった。

丸々と太ったヒラスズキ73cm(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

70cm超えマルスズキを追加

その後はまさにシーバスの入れ食い状態。50~60cm級が次々とフローティングミノーに食い付いてくる。もはやどんなカラーでも関係なく、今年2度目の入れ食いを楽しませてもらった。

釣れるのはいいが、少し釣り疲れてきた頃、先ほどのヒラスズキのようなついばむアタリが再びやってきた。緊張感からやや合わせが遅れたが、がっちりフッキングした。するとやはりドラグを出すような強烈なファイトが始まる。

今度は激しくジャンプも入れて、沖へと走る走る。こちらも数分かけて何とかタモ入れに成功。さすがにヒラではなかったが、なんと同型の73cmとこれまた魂が震える1匹となった。その後、まだまだ釣れそうな雰囲気だったが、さすがに0時近くになっていたので終了とした。

73cmのヒラスズキを追加(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

最終釣果

本日は60cm級はもちろん、70cm超えを2匹、計6匹のシーバスを仕留めた。まさに大釣り、秋の荒食いを堪能した夜であった。

60cm級も釣れる良い釣行となった(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

いつでも釣れるわけではない

このように、この日は小潮で茶色の濁りとけっして良いコンディションではないにもかかわらず、この爆釣となった。釣りとはわからないものだが、これがいつもいつも続いているわけではない。

そして釣果のカギを握るベイトの存在だが、これこそわからない。大量に入るときもあれば、全くいないときもある。今の所、ベイトが入れば釣れるし、いないと苦戦するのはわかっている。

雨後や曇りなど、ベイト以外にも条件が揃えばさらにいうことなしだが、その条件に合わせて釣りに行くのも難しいものだ。しかし、釣ったものにしかわからない特別な興奮を味わいたいなら、少々難しい条件でも強行して釣りに行く価値はある。

くれぐれも無理はしない範囲でお願いしたいが、未体験ゾーンの釣りを味わいたいなら、今しかない。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>

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