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歌やケーキでお祝い 生麦小で100周年式典

タウンニュース

誕生日ケーキを披露する児童たち

市立生麦小学校(小倉孝行校長)が創立100周年を迎え、6月15日に記念式典が行われた。

1924(大正13)年に生麦尋常小学校として開校した同校。94(平成6)年に現校舎が完成し、これまで1万2千人以上の卒業生を輩出してきた。

周年記念として、同校では児童たちが昨年度から様々な取組みに挑戦。記念のマスコットキャラクター作りでは、全校児童からデザインや名前を募集し、地元の伝統行事「蛇も蚊も祭り」をモチーフにした「じゃもまる」を誕生させた。また、保護者や地域住民にも歌詞のヒントを募集して記念ソング「次へ」を制作。校庭の投てき板の塗り替えも行った。

式典当日は、記念式典に先立って児童によるお祝いの会を実施。各学年がこの日のために練習してきた歌やソーラン節などを披露したほか、全校児童で作ったお祝いのケーキも披露され、参加者全員で100周年を祝った。また、昨年度まで6年生としてこの式典を企画してきた実行委員から在校生に対し、「新しい生小の歴史を作って欲しい」とメッセージが寄せられた。

小倉校長は「この地域はまちへの感謝を大切にする方々が多く、子どもたちにもその思いが伝わっている。ぜひ、この思いを次の世代にも継承してほしい」と語った。

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