強い警察へ心新た 川崎臨港署で武道始式
川崎臨港警察署(石崎弘志郎署長)の武道始式が1月28日、川崎区池上新町の同署で開かれた。
地域関係団体の代表ら100人が見守る中、柔道、剣道それぞれが3人4チームに分かれ団体試合が行われ、署員たちは白熱試合を展開した。「5人掛け」では、剣道特別訓練員の杉山隼都五段と柔道特別訓練員の尾方寿應五段にそれぞれ署員が挑み、特別訓練員が繰り出す大技と早技に会場内は大きな拍手に包まれた。
実践逮捕術では強盗等を目的とした不審訪問者への注意喚起を交えながら、刃物で警察官に抵抗する犯人を逮捕術で制圧する演武が披露された。
来賓として出席した中山健一川崎区長は「頼もしい署員が管内の安心安全を守ってくれると感じた。引き続き管内治安のために頑張っていただきたい」とあいさつした。
石崎署長は「警察が求められているのは、悪と対峙してもいささかもひるむことのない強さ。引き続き武道訓練をはじめ、各種訓練に励み、地域住民の皆様を守るための執行力の強化に努めたい」と語った。