「せき」や「鼻水」が出るのはサイン?!そもそも免疫力ってなに?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
体を守る兵士のような存在?!そもそも免疫力ってなに?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
そもそも免疫力ってなに?
私たちの身のまわりにあるウイルスや細菌、埃などの異物が体内に入ると、体に不調をきたします。これは、異物から体を守ってくれているのが免疫というシステムによるものです。
風邪をひいたときに発熱したり、せきや鼻水が出るのも免疫が異物と戦っているサイン。この戦う力と、それを維持していく力こそが免疫力なのです。
私たちの体に異物が入ってきた際、最初の関門となるのは皮膚や粘液(唾液、涙など)です。皮膚は、物理的に異物の侵入を防ぎ、粘液は、殺菌作用により異物を攻撃します。これを突破した異物は、次に自然免疫が迎え撃ちます。この自然免疫は、白血球の免疫細胞で、誰もが生まれつき持っているものです。ここでも多くの異物が退治されますが、さらにこれを通過した異物に立ち向かうのが、獲得免疫です。これは、特定の病原体に感染することで、後天的に得られるもので、免疫細胞が抗体を作って病原体と戦います。それぞれの敵に合った攻撃方法を使うため、より高度な免疫力を発揮することができます。
このような働きをする免疫細胞ですが、それを活性化するための腸内細菌は、約2週間で入れ替わります。そこで、本書が提唱する1週間プログラムを行うことによって、お手軽に最強の免疫力を手に入れることができるでしょう。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』